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Mr.PINSTRIPE 2007

●場面ごとの内容の詳細とわたしの感想です。内容説明はあくまでも舞台を観たわたしの印象と記憶と解釈によるものです。実際の演出の意図とは異なるかもしれません。その点をご了承のうえお読みください。ご意見ご感想(苦情でも)がありましたらメールにてお願いします。間違ってることを書いてたらぜひぜひ教えてくださいね!
●参考資料:パンフレット


ACT 2

1. You and the night and the music(振付:玉野和紀)

2幕の最初はちょっとしたお芝居仕立てになっています。とある、ジャズバー(なのか?)が舞台。
玉野さんはやとわれ店長かな。ひとりカウンター内でグラスを磨いています。磨いたグラスに自分の顔を映してヘアスタイルチェックしてみたりして。玉野店長、ナルシスト!?東京ではここちょっと笑いが起こってましたね。

そしてジャズピアノ。玉野さんがピアノに合わせてタップを踏みます。素敵です。
そのうち店員さんたちが出勤してきます。まずはウエイトレスの本田さんが元気のない様子で現れ、玉野店長はちょっと心配。
他の店員さんたちが次々と登場。玉野店長は「今日はオーナーが来るから、綺麗にしてくれよ」と指示をする。
「はい!」と素直にさっそく掃除と開店準備にかかる店員達。

と、そこへ、やたら元気でテンションの高いウエイターがひとり走りこんできます。
これが平澤さん。
ピアノの演奏にあわせ、ミュージカルナンバーを次々とダンスで表現。ウエストサイドストーリー、コーラスライン、CATSと有名どころを「おはよう!おはよう!」と他の店員達を巻き込みながら踊りつづけます。女性にはいきなりリフトとかして、男性にはバケツをけって渡して、「おはようキック」とかして(東京千秋楽なんて、「おはようダブルキック」で、両足でやってた。すごい!)、自分は氷の容器を帽子にみたて、若者達はバケツで一緒にコーラスライン(笑)、「メモリー」が流れると、平澤さんは猫に変身し、両手で猫ぱんちとかしててかわいい!!耳をつけたい!!(後ろの席のおばさま達が「かわいい〜」って言ってましたよ!)
大阪公演では舞台がかなり広いため、ちょっと長かったような気が。
最後は「オペラ座の怪人」で、ボートをこぎながら…(東京でもありましたっけ?)。
そうやってひとしきり踊り狂って、「おつかれさまでしたぁー!!」と言って走り去っていくのでした。(いやほんとお疲れさま!)

店員達も開店準備が終わったらしく、いなくなってしまいます。
玉野店長が、本田さんに「いったいどうしたの、彼?」と聞いてみたところ、どうやらニューヨークでミュージカルの仕事が決まったらしく。。

2. Heaven help my heart(振付:玉野和紀)

玉野店長に「ついていくの?」と聞かれた本田さん。「いいえ、信じて彼を待ちます…」
曲が流れイントロの間に玉野さんは去っていくのですが、ぼそっと「どこがいいんだろうなぁ…」
ここ、笑いが起きますねー。みんなそう思ってるんだよねぇ(笑)そうだよね、変だもんね(笑)
一人残った本田さんの、けなげな愛の歌。

歌い終わって玉野店長も戻ってくると、まだ開店していない店に、コート姿の女性(星奈さん)がふらりと入ってきます。
「まだ開店準備中なんです。」と言っても「いいのよ」って感じで、店の奥のほうを覗いては、ニッコリ笑みを浮かべ、下手端のテーブルのところの椅子に座ってしまうのでした。妙な人です。

「誰ですかね?」
「ああ、そういえば、今日オーナーが新しいシンガーを連れてくるって言ってたから、その子だろう」

さてそうこうするうちに、オーナー今井さん登場。渋いおじさまです。サングラスの女性連れ。

3. I'd rather leave while I'm in love(振付:玉野和紀)

オーナー今井さんが連れてきた新しいシンガー、サンディ(紫吹さん)の歌。唐突に歌いだすのでちょっとビックリ。
実はサンディさんはオーナーの思い人だったようで、オーナーはこの機会に結婚を申し込もうとしていたらしい。
歌い終わった彼女に「美しすぎて君がこわい…」とささやくオーナー(^_^; 今井さんの言い方が笑いを誘うのだ(笑)
そして、上手端のテーブルにつく二人。

4. Copacabana(振付:玉野和紀)

リコ(平澤さん)とローラ(星奈さん)のナンバーです(笑)
いきなり、上半身、袖がふりふり、胸元もあらわなラテンダンサーに変身した平澤さんが走りこんできて、「ローラ!!来てくれたんだね!!」
答えて星奈さん、「あったりまえじゃない!リコ!」と叫びながらババっとコートを脱ぎ捨てると、、、
ショッキングピンクの大きめのスパンコールがじゃらじゃらついた生地のドレス姿のラテンダンサーに変身!ここの、星奈さんが思い切りよくコートを脱ぎ捨てるところが好きッ(笑)

さて二人のコパカバーナです。
ものすごく唐突で変なところが…いいです(笑)
二人とももうノリノリ(笑)
お互いがお互いを讃える歌ですね。
ダンスの途中で平澤さんが床に片膝たててひざまづき、その前で星奈さんが片足を前に出してポーズをとるんだけれど、その星奈さんの前に出した足の太もも(というか膝上のとこらへん)に平澤さんが手を触れるのです。その平澤さんの右手がいい感じ!(って、そんなことばかり言ってるような気がする(^_^;)

コパカバーナで盛り上った二人、リコが「結婚しよう!」と叫び、ローラは「もちろんオッケーよ!!」
らぶらぶな様子で手を取り合って端のテーブルで二人の世界。いつだったか(たぶん日曜の昼)、腕相撲してましたよ(笑)(ローラの勝ちでした(^_^;)

その様子を見て本田さんはえーん!!と泣き出すのであったが、店長やみんなに「あんなヘンな奴よりもっといい男が見つかるよ!」と慰められ、あっさり「そうですね!」と立ち直ってしまうのだった。

5. Summer nights(振付:玉野和紀)

さて反対側の端のテーブルでは、オーナー今井さんがサンディに「僕達も結婚しよう」とプロポーズ。しかし…
玉野店長とサンディはかつての恋人同士なのだった!!
はっ!あなたは!!顔を合わせた二人の間に、かつてかわした愛が怒涛のように押し寄せてくるのだった!

「何年ぶりかしら…」
「ハイスクールを出てからだから…3年ぶりかな」

ここで笑いが起きるのはなぜっ(笑) ハイスクールから3年ぶりってねぇ…(^_^;
玉野さんが三本出した指をサンディはひとつふたつ折って、1本にし、自分も1本出して「どんだけ〜〜っ」

反対側でらぶらぶな二人の世界だったリコとローラも、立ち上がってきて店長たちに興味を示します。リコとローラの二人、手をつなぐんですけど、平澤さんのラテンな衣裳の袖が長くて手が出てないんで、よいしょって袖をたくしあげて手をつなぐところがなんだか可愛くて好き(…細かいよっ(^_^;)

店長とサンディはふたりが恋人同士だった過去を歌います。男性たちは玉野さんを取り囲み、女性たちはサンディを取り囲み、みんな興味シンシン。リコも玉野さんに嫌がられるくらい(^_^;身を乗り出し店長に密着して話を聞いています。
でも、店長とサンディの話はなんとなく食い違ってますが(笑)
みんなが大騒ぎしている間、オーナーは憮然とした表情。調子に乗ってリコはオーナーに抱きついたりしますが、機嫌の悪いオーナーに怒られてしまいます(^_^;(リコがオーナーにあやまってましたよ。)

盛り上った店長とサンディは、「僕達結婚しよう!」「その言葉…待っていたわ!」

と、サンディがババっとコートを脱ぎ捨てると、白いウエディングドレス姿が!
「準備万端!!」

と、準備万端なサンディと店長は腕を組み、さっそく教会へ出かけようとするのでした。そこへ、いそいそと腕を組んだラテンダンサー二人(笑) リコが「あのっ、こんな格好ですけど、僕達もいいでしょうか!?」
サンディは嫌そうに…「嫌だけど…どうぞっ」
お許しが出て喜んでついていくリコとローラ。
その後に、「僕達も!」「僕達も!」となぜかウエイターとウエイトレスのカップルが次々と。もう大判振る舞いで「どうぞどうぞ!」
列をなしてカップル達がうれしげに去って行った後。結局その場に取り残されたのは、今井オーナーと本田さんだけなのであった。。

6. I Honestly love you(振付:玉野和紀)

  取り残された今井オーナーの歌です。オーナーったら、1人残った本田さんになんとプロポーズするのであるが…「バカ言わないで」とあっさり断られてしまいます。
本田さんが去っていき、一人になったオーナー。ふとピアニストの佐山さんに目をとめるのであった。(誰でもええんかいな(^_^;)
今井オーナーは佐山さんにプロポーズ。指揮をしながらビックリする佐山さん、さりげなく無視して演奏を続けるのであるが、歌い終わった今井さんはコートを脱ぎ捨て、帽子を脱ぐ…となぜか白いウエディングドレス姿(!)
暗くなっていく中、「準備万端…」とつぶやくやいなや、佐山さんにガバっと抱きつき…(ど、どうなったんだろう(^_^;)

紗幕が下り、暗転。

7. Mack the Knife(振付:麻咲梨乃)

紗幕前。ニット帽にTシャツ、パーカー、若者ファッションの平澤さんが、若者達をひきつれて登場。歌い踊ります。ヒップホップダンス。
若いよ〜若いよ、平澤さん!!素敵よ〜!!絶対43歳には見えないよ!(笑)
ニット帽は自前だそうです。一見地味な黒の帽子ですけどゴールドの糸でドクロの絵が編みこまれてます。

幕が上がり、本舞台へ。途中で玉野さんが登場、平澤さんと一緒に歌います。
舞台が、ミュージカルが、ダンスが好き!素晴らしきかなミュージカル!という感じの歌ですね。歌詞にいろんなミュージカルが出てくるんですが、平澤さんはそれにあったダンスをちょこちょこっと踊ります。ウエストサイドストーリーのあの足をあげるダンスや、玉野さんと手をとりあってラブストーリーを表現したり。今井さんが登場して、コーラスラインに、フォッシー。歌い踊っている人達も楽しそうで、観ていてワクワク、ほんと楽しいです(^_^)
最後は、今井さん、玉野さん、平澤さんが3人、押し合いへし合い転がるように(笑)下手袖に入り、またパタパタと出てきて、3人縦に並んでポーズ。このときの平澤さんの笑顔がとってもとっても可愛くて、お気に入りなんです(^_^)
暗転。

8. When A Man Loves A Woman(振付:玉野和紀)

明るくなると、階段に紫吹さん。紫吹さんのソロ歌です。緑がメインのサイケな雰囲気の衣裳。頭には同色の緑の幅広のヘアバンド、足は黒の7分丈くらいのレース付レギンス、足元は赤い靴。
床に座り込んだりして激しく(?)歌っておられました。
暗転で終わり。

9. Libertango(振付:ケンジ中尾)

  あー…もうこの辺になってくると死にそうです(笑)平澤さんかっこいいぃ〜〜もう泣きそうなくらいかっこいいです(笑)
ちなみに、星奈さんがまたほんと素敵なんですよ。情感に満ちてて色っぽく、、かっこいいの〜。好きだなぁ、星奈さん。。。
場面全体の雰囲気も渋くて、振付も高度で見応えがあり、観ていると体温があがります。。はー…

薄暗い舞台に格子(じゃなくて円だったかも)のようなライティングがされていて、その中に男性は黒っぽいシャツに光もののラインの入ったベストというような衣裳で、ダンサー達が登場。女性たちは白(ベージュかな?)基調の黒のラインかなにか入っているドレスだったかと。(記憶曖昧(^_^;)
平澤さんと紀元さんがセンターで高度なリフトをゆっくりと繰り広げます。ドキドキしながら「お、この場面の振付はケンジ中尾さん!」と確信した一瞬です。

平澤さん達が踊っている間を、星奈さんと今井さんがそれぞれ下手上手から歩いてきて、センターで出会います。そして二人で組んで少し踊ります。星奈さん素敵ぃ!
次に平澤さんと星奈さんが組んで少し踊ります。きゃぁ〜!!思わず心拍数があがります。たぶん今井さんはここで去っていかれたのだろうと思うのですが、もう視線は平澤さん達に釘付けですので…すみません記憶ないです。。
次に玉野さんが登場し、星奈さんと踊ります。平澤さんは後ろでまた紀元さんと踊り始めます。平澤さんは観たいし、星奈さんは観たいしでたいへん(笑)

男女別れてそれぞれが踊ったり、いろんなフォーメーションの変化があります。ドラマティックなタンゴに酔いしれ息を呑み目が乾く。
最後は、うまく表現できませんが、女性が正面向いて座ったような形のまま、後ろから男性がそのままリフトして、静止、で暗転。

場面が終わると、はーーーーーーーーーっって感じです(笑)
さすがはケンジ中尾さんだなぁと…。。こんなダンスを踊る平澤さんを観ることができて本当に幸せ。。。

10. I Write The Song(振付:玉野和紀)

今井さんソロ歌。いい歌ですよねぇ。暖かな声質の今井さんの歌にぽわーっとつつまれて、前の場面でがーっとヒートアップしたのが心穏やかになる感じです。。(^_^)

11. 迷心艶乱(振付:玉野和紀)

平澤さん主役のダンスミュージカル(?)。モテモテです、平澤さん(^_^)。
どうやらスランプに陥った絵師(書道家?)の役なのかな。
衣裳がちょっと変わっていて、全体はグレイっぽい作務衣って感じで、片袖だけ着物みたいな上着を腰で着物の柄の紐でしばっていて、下はけっこうスリムなジーンズ(綿パンかも)でした。それに赤いスカーフというかマフラーみたいな布が首に。なかなか似合ってて素敵です(^_^)

筆を手に階段にうずくまっている平澤さん。描けなくて筆を投げ捨ててしまいます。
平澤さんの悩めるダンス。そんな彼を心配する恋人(もしかして妻かも?)の星奈さんと、彼女の友達と思われる2人の女子(いや、もしかして娘だったりして)。
でも平澤さんは自分の悩みにとらわれて、心配する彼女をじゃけんにしてしまうのでした。

平澤さんと星奈さん、さりげなくすごいことしてます。後ろむきで悩む平澤さんの背中に、星奈さんがばんと飛び乗って平澤さんが後ろ向きのまま星奈さんの手首をつかんでリフトして床に降ろしたり、星奈さんが平澤さんの背中にぐるんと乗ったり…。さすがな二人。
玉野さんの振付ってリフトすごいんですよね。芝居をやりながらもさりげなくアクロバティックなことをしておられます。

そんなところへ、絵師仲間なのか友達なのかが、いわくありげな木の箱を持って平澤さんのもとへ現れます。平澤さんと若者たちのダンス。
さて、その箱の中にはある筆が入ってるんですが、若者達は「この筆さえあればどんな絵でも思いのままだというぜ」「お前のために手に入れてきたんだぜ」「この筆ですばらしい絵を描いてくれよ」てな感じで。。(勝手な想像)

平澤さんが箱を手にとろうとすると、星奈さんが必死でとめようとする。 「やめてあなた!その筆にはよくない噂がっ」
「その筆に魅入られてダメになってしまった人の話を聞いたわ!」とか (いや、台詞はないんですけどね、勝手にアフレコ(笑))
このへん、若者たちもさりげなくアクロバティックなダンスをしていたと思います。

しかし、すっかり迷いにとらわれ藁にもすがる思いの平澤さんは、その箱をあけてしまう。
その瞬間、光がさし、筆はきらきらと不思議な光をはなつのでした。

不思議な筆を高く掲げ「どうだ、この素晴らしい筆は…描けそうだ…一世一代の美人画を描いてみせる…」と、その筆で画紙に向かう平澤さん。
具体的には段の上の背景に大きなスクリーン、そこに筆を大きく動かす平澤さん。

赤青黄などの色がきらめき、シルエットで不思議な雰囲気の女性達が浮かび上がります。
雷鳴がとどろき、スクリーンが上がると、筆の精なのか天女のような装いの女性達が絵から抜け出してきます。真ん中には神々しいまでに艶っぽく魅惑的な女性(紫吹さん)。

その不思議な光景に目を奪われ呆然とする若者たちを、降りてきた女性達が誘惑します。そして紫吹さんは平澤さんのもとへ。魂を奪われたように紫吹さんに魅入られていく平澤さん。

おびえてその様子を見ていた星奈さんたちだったが、魂をうばわれ連れていかれそうになる彼の姿に、星奈さんは必死の思いで紫吹さんと平澤さんの間に入り、彼をとめようとし、「やめて!!」と思わず紫吹さんの頬をうつ。

その瞬間、優しげだった筆の精たちは本性を現し、妖気をはなちはじめます。(具体的に言うと、足にまとっていた長いスカートを脱ぎ捨て、超ミニスカート姿になります。)
本性を現した筆の精達に次々と魂を奪われていく若者達。
平澤さんも紫吹さんに魅せられ、思わず、口づけを…。
平澤さんは紫吹さんに連れていかれそうになるが、星奈さんの必死の攻防。
二人の女性達は筆を取り合い、奪い取った星奈さんはその筆をまっぷたつに。。
筆の精たちは力を失い、消えてゆきます。

呆然とその様子を見ていた平澤さん。
安堵した星奈さんは彼に抱きつき、彼女をしっかりと抱きしめる彼なのでした。

暗転。

と、こんなストーリーですかね?台詞は一切ないですよ。全てわたしの勝手な想像です。
途中で、段の上に平澤さんがあがっているときがあるのですけど、そのとき、本舞台では、筆の精たちと若者たちがものすごいハードなダンスをしていたりします。とてもレベルの高い見応えのあるダンス場面でした。
モテモテの絵師(書道家かも)、平澤さんは、若くて素敵でなんだか可愛いです(^_^)
そりゃそうだよねぇ、連れていきたくなるよねぇ(笑)
恋人も必死で守りたくなるよねぇ(笑)

12. Mr. Bojangles(振付:玉野和紀)

  舞台明るくなると椅子に座った玉野さん。横にバイオリンの人がいて、バイオリンの演奏にあわせて玉野さんが歌(ちょっとだけ)とタップ。
こういう楽器とのコラボレーションってShoes On!でもいつもありましたが、観るたびにタップって楽器なんだよなぁって思います。素晴らしいです。
玉野さんは輝くシルバーのタップシューズを穿いています。つま先にマイクがついてるんですよね。玉野さんのソロタップの場面はそうみたいです。
玉野さんはタップ踏みながらステージをぐるっと回ってまた椅子のところに戻ってきて、最後にまたバイオリンの人と一緒に。
暗転。

13. Fever(振付:麻咲梨乃)

Feverです。既にさきほど死にそうになっていましたが、ここでとどめを刺されます(笑)
暗い舞台に、舞台奥からライトがさし、シルエットでダーク系のスーツ(よく見たらストライプ入ってました)にソフト帽の男達が現れるのです。
そしてシャープに踊り始めます。かーっこいいぃいぃっ!!!
平澤さんはセンターなのですが、よく観ると、平澤さんの前に長身細身の男性が一人。最初観たとき、かっこいいけど誰だっけこの人?こんな男性ダンサーいたっけ?と思ってしまったのですが、これが紫吹さんなのですよ。すごい!さすがだよ。本領発揮…とか言っていいのかな?(女優なのに(^_^;)

しばらく踊った後、平澤さんが紫吹さんの前にすべりこんで、体を低くし、同時に男性二人が紫吹さんの背後に近づき、衣裳に手をかけたかと思うと、一瞬にしてダークスーツは引き抜かれ、紫吹さんはまばゆく輝くシルバーの超ミニスカート姿に!!この衝撃ったら思わず感嘆の声が出てしまいましたね。客席の温度が一瞬にしてあがったんじゃないかと思ったくらい。そしてその瞬間、平澤さんは、正面向いてニヒルにニヤリ…(ひぃー!!って感じですよ、もう(笑))

紫吹さんは歌いながら、踊ります。平澤さんと絡み、他の男性達を翻弄し、、。
平澤さん、踊っている姿はもちろんのこと、リズムをとっている後ろ姿もかっこいい。。。。
ラストはセンターの紫吹さんを男性達が取り囲むように立ち、後姿になります。紫吹さんは、セクシーに囁くように歌い、ウインク。
で、暗転。

はーーーーーーーーーーっっ…ばったり!って感じですわ、この場面終わったとき…
でも死んでいるとこの後観れませんので、がばっとよみがえるのでした。

14. Sing Sing Sing(振付:玉野和紀)

ミュージシャンの方々の演奏が少しあって、全身白い衣裳の玉野さんのソロタップ。ミュージシャンの方々とちょっと絡んで。
音楽始まりみんなが上段にパラパラと登場するのは前回公演と同じ。上段に7人くらいで、残りの人は、本舞台で踊りつつ登場。

みんな全身白です。女性たちはドレス。あんまり他の人のこと覚えてないんだけど(^_^;それぞれ少しデザイン違いなのかな。平澤さんの衣裳は白スーツ、上着には光もののラインが入っていて、上着の裏は水色のスパンコール生地みたい。袖の折り返しのところにもちらっと見えてます。襟の後ろにはサテンのような光沢生地が使われてて、凝ってるなぁと思います。
若い人たち(玉野さん、今井さん、平澤さん以外の男性(^_^;)はスーツじゃなくて光沢生地の長めの上着だったと思います。踊るとひらひらとなびいてなかなかかっこよかったです。

みんなで歌いついで、上段の人達が本舞台に降りてきて、みんなで歌い踊ります。最後はみんな舞台前面に並んでポーズ。

いったん幕が下りますが、次に開くとカーテンコール。出演者が順番にそれぞれ関係のあった曲に乗って登場。
平澤さんは、星奈さんと一緒に、曲はもちろんコパカバーナ(笑)
全員揃って、ミュージシャンに拍手して、そして最後はMr.PINSTRIPE Suitを踊って、踊り狂いつつ幕が下ります。
平澤さんは、近くにいる若者と一緒に最後の最後まで踊り狂ってました(笑)
わたしは視界が狭かったので(笑)、みんな同じように踊り狂っているとばかり思っていましたが、ふと視界を広げて見ると、、そうではなかった(笑)
平澤さん達だけが、踊り狂っていたのだった…。

この後も、拍手に応えて何回か幕が開きましたが、大阪公演では、最後にCadillac Carをもう一度。
客席はスタンディングオベーション。そりゃ思わず立ち上がって賞賛を贈りたくなりますよ。
ほんとに見応えのある心躍る楽しい楽し〜いステージでした!!

ACT 1


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