ブロードウェイミュージカル

シーソー

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【スタッフ】
脚本:マイケル・ベネット、音楽:サイ・コールマン、作詞:ドロシー・フィールズ
演出・振付:謝珠栄、 オリジナル音楽監督:渋谷森久、 編曲:玉麻尚一
翻訳:三砂博、 訳詞:大場公之、 美術:和田平介、 照明:原田保
衣装:木鋒ミヤコ、 ヘアメイク:スタジオAD、音響:山中洋一、 声楽指導:泉忠道
舞台監督:北村雅則、稽古ピアノ:中山あき、中條純子、演出助手:高野玲、 振付助手:中村さち恵、タップ振付助手:宮下巴、音楽制作:清水恵介 舞台部:広永紫乃、広瀬次郎、松河春夫、山本哲也、南部正憲、 照明スタッフ:クリエイティブ・アート・スィンク、吉川ひろ子、小山田忠史、丸野知美、伊藤孝、森田芳一、清水諭、音響スタッフ:サウンドクラフト、矢野二郎、村上真紀、衣裳スタッフ:佐藤方子、 大道具:俳優座劇場舞台美術部、森島靖明、小道具:高津装飾美術、烏城清、履物:神田屋、霞弘明、 衣裳制作:ドルドルドラニ、大屋博美、 衣裳協力:松竹衣裳、洋服の青山、ヘアメイク協力:北田尚子、ウィッグ技術協力:アデランス、 照明機材協力:クリエイティブ・アート・スィンク、音楽制作協力:莫、宣伝美術:インターアートコミッティーズ、 企画・制作協力:TSミュージカルファンデーション、飯塚久子、片伯部道子、ワンズアート研究所、赤坂久、服部晃一、掛田裕子、稲毛明子、隅元ますみ、彩崎苺、アートディレクション:堀川淳一、デザイン:程野智子、昔農香奈子、コピーライト:高浩美、撮影:影田正道、印刷:JTB印刷

【日程】
ハーモニーホール座間 1998.8.30 他
〜11.5 各地で演劇鑑賞会公演

【キャスト】
大浦みずき(ギテル・モスカ)、加門良(ジェリー・ライアン)、平沢智(ディヴィッド)
田中利花(ソフィー)、森田浩貴(オスカー)、飯田容子、佐々木しんじゅ、坂田今日子
萩原好峰、白石陽子、長田晴寿、川辺由紀子、中田由記、福永吉洋、中田睦美


【STORY】
第1幕
ブロンクス育ちでダンサー志望のギテル・モスカと元ネブラスカ州の弁護士のジェリー・ライアンがニューヨークで出会い、恋に落ちた。しかし彼には離婚訴訟中の妻がいた。そしてギテルと振付師のディヴィッドは素晴らしい素質には恵まれているが、デビューのためにはお金を工面して”ショーケース”を開き、プロデューサーに認めてもらう必要があった。そこでジェリーが援助を申し出る。ある日、アップタウンでのディナーにジェリーとギテルが招待されるが、彼女は自分には似合わないと途中で引き返してしまい、別れをきり出すが、ジェリーの優しい慰めに合い素直になる。

第2幕
”ショーケース”に向けディビッドのスタジオでは、リハーサルに余念がない。二人は一緒に暮らすことを決め、ジェリーのアパートへ荷物を運んでいた。そして”ショーケース”当日、ジェリーの元妻テスからの電話をギテルが受け、ギテルはテスがまだジェリーを愛していることを、ジェリーもまた彼女を思っていることに気づいてしまう。ジェリーはテスに会いそれから”ショーケース”へ行くと言って出ていく。
”ショーケース”は大成功のうちに終わる。しかしジェリーは劇場に現れなかった。そしてディヴィッドは、ブロードウエイのプロデューサーの目に止まりチャンスを得た。そんなディヴィッドをギテルは温かく見送る。そしてジェリーとギテルは、それぞれの思いをぶつけ合った後、自分とそして相手の幸せのために別れを決意する。

【MUSICAL NUMBER】
第1幕
オーバーチュア/シーソー/誰にも真似できないわ/My City/二人はハーモニー/スパングリッシュ/ようこそホリデーインへ/君は愛しいハチャメチャ/もったいないあなた/嵐を乗り切れ

第2幕
エントラクト/掴んだ幸せ/幸せすぎる私/第54章1909番/ショーケース/出発点とは違う/君は愛しいハチャメチャ(リプライズ)/行き過ぎたわ/シーソー(リプライズ)

(パンフレットより)

ほとんどが演劇鑑賞会などの会員向け公演だったため、唯一、この座間の公演だけが一般で観れる舞台 でした。台風の大雨のなか神奈川まで観に行ったステージでしたが観に行った甲斐はじゅうぶん。
踊る平沢さんのかっこいいこと。キラキラと輝いて見えました。
そして、やはりギテルがますますうらやましい。作品の印象は変わっていってもこの気持ちは初演から ずっと変わらないです。《1999.6.20》

この公演のパンフレットには、謝先生とメインキャスト4人(大浦さん、加門さん、平沢さん、田中さん)の座談会が載っています。キャストは全員、写真・プロフィール・コメントつきで紹介。初演、再演の舞台写真も載っていて、とっても楽しいパンフレットです。
座談会で語られている話によると、平沢さんは初演のとき、ゲイの役に苦労したみたい。このお話は大浦さんとのライブ「クー・ドゥー・フードル」のときにも語られてました。平沢さんは初演のとき「なんで俺がゲイの役!?」って辛かったみたいですが(^^;再演のときはもうの〜びのび!だったそうな。ふっきれたのですねぇ。《2002.2.17》


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