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構成・演出・振付：謝珠栄 監修：高平哲郎 ACT1原作・作詞：さらだたまこ ACT1脚本・演出補：前田和則、 美術：岩井正弘 照明：勝芝次朗 衣裳：合田瀧秀 音響：山中洋一 音楽監督：木川田新 （ネバーランドミュージカルコミュニティ） 舞台監督：岩田弘明 アートディレクター：おーくん・あきら 協力：PERSON'S 後援：ラフォーレミュージアム 制作：T.S.DANCE FOUNDATION 【ＣＡＳＴ】 平沢智、藤浦功一、青山稔、相良まみ、宮山美香、染谷恵美、山本奈津子、山口明美、福間睦美、小山みゆき、佐藤薫、奥野紀子、秋山真喜子、萩坂千鶴、金宮良枝、臼田陽子、出水泰子、久保田元子、森山覚、岩佐英治、中村さち枝、石黒恵美、菊沢美和、内野陽子、平岡麻利、グレース茂木、関根千恵 友情出演：幸和希、櫂さはる、山本亨、上島雪夫、松下雅博、飯田容子 他、T.S.ダンスファンデーション ラフォーレ･ミュージアム赤坂 1988.12.13-12.16 |
上記の上演情報はチラシによります。
謝先生がＴＳダンスファンデーションを設立して２年目、２回目の「ショーＵＰ！シャーＵＰ！」ですね。２部構成で、１部がオリジナルミュージカル『ベクトル・フレンズ』、２部がショーケース『チケット・プリーズ』だったようです。
月刊ミュージカル(1989年2月号）の「ミュージカル公演評」およびカラー口絵に記事と舞台写真が掲載されています。
カラー口絵には舞台写真が６枚。当時（２４歳！）の若々しい平沢さんが写っています。（でも平沢さんて今も外見上はそんなに変わってないですよね(^^;）
公演評（山内佳寿子氏）によると、ミュージカル『ベクトル・フレンズ』は原宿を舞台にした「３０分でピザを届けます」の店「ピザ・バイシクル」で働く若者達の話、『チケット・プリーズ』は、遊園地、スポーツ観戦、劇場などチケット片手に出かけるところをモチーフにしたショーステージだったようです。
ミュージカルで主役を演じた平沢さんについて「爽やかな演技と、切れのいいダンスを見せて、あと歌唱力が加われば、いいミュージカル俳優になるだろう」と書いておられます。
また、「様々な舞台を手掛けているその経験と、才能とセンスの良さに恵まれた謝珠栄は、持ち前のバイタリティで、いつか素晴らしいオリジナルミュージカルを創り上げるに違いない。それもそんな遠くない日に…。」これは、まさに先見の明ですね。山内さんがこの文章を書かれた５年後の１９９４年、『YESTERDAY IS…HERE』が生まれました。《2001.1.21》
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