M17 タップメドレー
THE TAP MEDLEY
振付:玉野和紀
出演:川平慈英、藤浦功一、平沢智、玉野和紀、シルビア・グラブ、岡千絵、高谷あゆみ、吉岡小鼓音
Sing!Sing!Sing! / 42nd Street
暗い舞台。センターの玉野さんを頂点に、その後ろに藤浦さんと平沢さん、その後ろに女性が4人という三角形のフォーメーション。みんなお揃いの衣装だったと思う。黒のスーツで、シャツは黒。男性はそれぞれ違う色柄のネクタイ。女性は開襟です。それにみんなお揃いの白黒ストライプのベスト。
まずは暗い中、玉野さんの靴音だけが響きます。舞台が明るくなっていくにつれて、靴音が増えていきます。藤浦さん、平沢さんのふたりが加わり、続いて女性4人。音楽が始まり7人の歌とダンス。
この始まりの場面好きです。わくわくしますね。途中のフォーメーションの変化も好き。続いて42nd Street、ちょうど福岡で上演中でしたが、ここ観ると(聴くと)舞台を観たくなります。(観たことないんで。大阪で上演されないかな)
盛り上がりのうちに曲が終わってわー!と拍手していたら、下手袖から慈英さんが着物姿に唐傘さして、Singin' In The Rain(笑)。初見のときは意表を突かれてびっくりしました(^^;。
My One And Only
アピールし続ける慈英さんを止めて追い払って(笑)玉野さんと平沢さん、ふたりの歌とタップのナンバー。ここの平沢さんのポジションはもともと本間憲一さんのところだったとか。「さとちゃん(本間さん)と同じことはしてないけどね!」と平沢さん。そりゃそうですよね!と大きくうなづいてしまいました。…ご、ごめん(^^;>平沢さん。細かいことを言うと、靴をさししめす平沢さんのポーズがかっこいい…好き!
Under The Bamboo Tree
次は女性達4人の歌です。大好きな彼氏との楽しいデートのことを歌います。
男性達は後ろのベンチに座ってなにか噂話をしている風ですが、そのうち男性達が前に出てきて、恋のペアダンス(笑)。
Sweet'n Low Down
組み合わせは玉野さんと吉岡さん、藤浦さんとシルビアさん、平沢さんと岡さん。慈英さんと高谷さんは恋というよりは濃い……あーべたなギャグ。すみませんねぇ(^^;。 凝りずにファンモードな細かいことを言わせてもらうと、平沢さんが岡さんの前に立ち、ダンスを誘うポーズ、カッコイイです。(みなさん、もうあきれてる?(^^;)さて、ペアダンスの途中で、慈英さん&高谷さんカップルは袖にひっこんでしまいます。ただひっこんでいくんじゃないところがさすが。笑いとってます。
曲が終わると、下手袖から、ゴルフクラブを持った高谷さんとキャディーさん姿の慈英さん。やっぱり意表を突かれました(笑)Singin' In The Green?と歌う(?)慈英さんの肩に手を置き、藤浦さん「ジェイ、もういいよ…」ここ、おかしい(^o^)
それよりオレの話を聞いてくれよという藤浦さんを捨てて(^^;去って行く慈英さん。
Surprise, Surprise
さて、藤浦さんのソロ歌。歌詞の内容はちょっと、公序良俗に反しますので(笑)ここでは詳しく説明できません…。初体験の話でして、その相手が素人だと思ったらプロで驚いたというお話。藤浦さんが去って行くときの台詞がまた、わかる人にはウケるでしょう(^^;;
…と、これじゃあんまり不親切なのでもうすこし状況説明。藤浦さんの歌の間、後ろの女性達はキャーキャーと黄色い声で声援を送っていますが、歌の最後の頃に、女性達が「プロ!」って言いながら前に出てきて藤浦さんの回りを取り囲みベタベタと絡みます。そして藤浦さん、彼女達の顔をひとりづつ見て、去り際にひとことって感じかな。 その台詞とは「写真と違うじゃねえかよ!」 (…誰が考えたんだ?この場面(^^;)
Dancing Queen
男性達がいなくなった舞台では女性4人の歌。気持ちよく聞いていると、途中からいきなり、3人の金髪美女(!?)が登場。派手な色合い(紫とピンク)の羽のストールをまとい、女性4人を押しのけて歌います。なかなかすごいです。とくに藤浦さんはインパクトある…。玉野さんも平沢さんもなんか可愛い。
と思ったら女性達はアフロヘアーに鼻髭メガネのオヤジになって登場、負けてません(笑)
なんか宴会芸みたいな場面ですが、とどめをさすのが、また下手袖から登場する、レースクイーン慈英さん。これはすごい…すごすぎる。金髪のおかっぱ頭にピンクのミニスカート…。Singin' In The サーキット、だそうです。
金髪美女3人は慈英さんを突き飛ばしつつ(^^;共に下手袖に去って行きます。
Money,Money,Money / Money,Money
舞台に残った普通の(^^;女性達は、きんきらのマントを身につけ歌います。マントの中には札束が。途中から慈英さん以外の男性3人はボロボロのマントを身につけて加わり、女性達の振りまわす札束に翻弄されます
曲が終わると、下手袖に、今度はみんなと同じ衣装の慈英さん。ほっとします(笑)「ノーマル、ノーマル」とアピールする慈英さん。傘を持っていますが、慈英さんが舞台中央に歩くと、傘は柄だけで、柄についていたのは万国旗の飾りのついたロープでした。というオチ。
A Shine On Your Shoes / Our Favorite Son
そんなことをしている間に他の人は後ろで次の用意。両手に白い手袋をした玉野さんがひとり前に出てきて、タップを踏みます。きゃーかっこいい!
慈英さんは、そんな玉野さんを見て「あっ玉野さんだ…」「かっこいい…」とか言いますが、同感(^^)
玉野さん以外の人は後ろのベンチに座っています。慈英さんはそこに加わろうとしますが、みんなにいじわるをされ(笑)座れません。
袖のところでいじいじする慈英さん。
玉野さんは「ジェイ!」と呼びかけます。慈英さんうれしそう。
慈英さんはふーんだ!って感じでいじわるをした人達にアピールしつつ(笑)玉野さんと一緒に踊り始めます。チップのついた手袋をして両手両足をつかったタップ。途中から全員のダンスになります。このナンバー楽しい。全員ベンチに座ってラインダンスも。慈英さんの顔芸(笑)も盛り込まれています。ベンチに座るときに全員それぞれカンカン帽も出してきて被って、また、小道具として使ってました。
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M18 スウィングしなきゃ
I DON'T MEAN A THING
振付:玉野和紀
出演:川平慈英、藤浦功一、平沢智、玉野和紀、シルビア・グラブ、岡千絵、高谷あゆみ、吉岡小鼓音
大きく盛りあがってタップメドレーは終わり、立って帽子、手袋を片付けたみなさんは舞台前のほうに出てきて、暗い中、舞台中央のピンスポットに集まって円陣となります。玉野さんのカウントをとる声、そして靴音から次のナンバーが始まります。ここも好き。音楽高まるとともに、明るくなって全員の歌とダンス。途中で玉野さんと慈英さんのタップソロも。 大きく盛りあがって曲が終わると、いったん暗転。
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カーテンコール
舞台明るくなると、全員が1列に並んで手をつないで挨拶の後、ミュージシャン、キャスト全員をひとりづつ紹介。それぞれ関係のあった曲と共に紹介されます。
このときに、普段からちょっと芸(?)が入ったりしてたのですが、とくにかめありでは千秋楽バージョンだったと思うので、どうだったかを曲名(場面名)とともに。
メンバー紹介は、まず男性4人がバンドのみなさんをひとりづつ紹介し、その後、キャスト。慈英さんがみんなを紹介し、最後に慈英さんを玉野さんが紹介するというものでした。
高谷さん:「デュークで行こう」
平沢さん:「ゲットバック」
名古屋もそうでしたが、ひらりとバック転。
岡さん:「タップで蹴飛ばせ」
床で左右に開脚、そのまま正座してお辞儀、…だったと思う。
吉岡さん:「ピープル」
音楽にあわせ「みんな〜ありがとう〜」みたいな歌詞の歌を。博品館の楽では、靴を脱いで両手に持って手でタップでした。
藤浦さん:「Surprise, Surprise」
くるくるくる汗を飛ばして回転!他にもアクションあったかな。
シルビアさん:「アイガッチャ」
側転(だったかなぁ?)して、最後、「アイガッチャ!」って歌ってらした。
玉野さん:「ACCIDENT」のところの途中の曲…(で、あってる?)
いつもはさあタップを踏むぞ!ってところでやっぱりやーめただったんですが、かめありでは、爪先タップ。おお〜すごぉい!
慈英さん:「Singin' In The Rain」
芸は…すみません!忘れました!特に何もなかったかなぁ?満面の笑顔は印象に残っているのだけど。顔芸(^^;を披露したときもあったように思います。
と、いい加減なことを感想伝言板に書いていると、「慈英さんは確か1回客席に「いいよ、いいよ」て感じで手を振って後ろ向いた後、急に振り返って「拍手はどうしたの!?」と客席を煽ってたような気がする」とのフォローがありました。(ありがと(^^)>よせなべさん)
高谷さんのも忘れてしまった…慈英さんに熱い投げキッスを送っていたときがあったと思います。かめありは…どうだったかなぁ。いいかげんな記憶ですみません〜。熱くなってるときってどうも記憶曖昧(^^;
さて。続いて、全員の歌とダンス、客席も手拍子で参加の
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M19 スウィングしなきゃ
I DON'T MEAN A THING
振付:玉野和紀
出演:川平慈英、藤浦功一、平沢智、玉野和紀、シルビア・グラブ、岡千絵、高谷あゆみ、吉岡小鼓音
M20 クランチグラノーラ
CRUNCHY GRANOLA SUITE
振付:玉野和紀
出演:川平慈英、藤浦功一、平沢智、玉野和紀、シルビア・グラブ、岡千絵、高谷あゆみ、吉岡小鼓音
博品館の千秋楽はこのあとカーテンコールが何度あったかなぁ。もう一度「スウィングしなきゃ」「クランチグラノーラ」が繰り返され、出演者には過酷だったと思いますが(^^;、観ているほうはとーっても楽しい千秋楽でした。お疲れさまでした!>出演者のみなさま。大阪でも鳴り止まない拍手に応えて「スウィングしなきゃ」がもう一度繰り返されました。大阪は博品館の楽に匹敵する(もしかしたらそれ以上?)の盛りあがりでしたね。たった1日しかないなんてもったいないこと!
慈英さんはいつも元気そうで、博品館の楽では本当にもう一度M1からやりそうな雰囲気だった(笑)
大阪公演からはカーテンコールの最後には、慈英さんがビデオカメラを持って現れて客席の様子を撮影していました。あれって博品館からやってらしたかどうかはちょっと記憶にないです(^^;たぶんツアー公演から?
あ〜楽しい3週間でした。1月12日の初見から2月3日の千秋楽まで、近鉄劇場以外は公演場所がとっても遠いので週末になったら「Shoes On!3」、その間に仕事して他の舞台も観てという生活だったので体力的にはきつかったですけど(笑)、いろんな方々と交流もできたし、ホントに楽しい楽しい3週間でした。
かめありの千秋楽の後、既に1週間たってしまいましたが、あらためてこの感想ページをまとめたおかげで再び公演を反芻することができました(^^)。苦しさの中にも喜びあり(笑)公演について感想やコメントをくださったみなさん、どうもありがとう。とっても助かりました。
それから、ここまでわたしの長い感想を読んでくださったあなた、本当にありがとう。いい加減なことを書いているところとか、間違ったことを書いているところに気がつかれたらぜひ教えてくださいね。いつでもお待ちしております!
《2002.2.11》
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