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戸田恵子 live show

ACTRESS -happy half century-

●場面ごとの内容の詳細とわたしの感想です。内容説明はあくまでも舞台を観たわたしの印象と記憶と解釈によるものです。実際の脚本、演出の意図とは異なるかもしれません。その点をご了承のうえお読みください。ご意見ご感想(苦情でも)がありましたらメールにてお願いします。間違ってることを書いてたらぜひぜひ教えてくださいね!
●参考資料:パンフレット、CD「ACTRESS」、テレビ東京「みゅーじん」、「女性自身」(10月23日号)「シリーズ人間(戸田恵子)」


SCENE 2 Show Time

さて、2幕のアナウンスも、やっぱりアンパンマンファミリー。今度はバイキンマンとドキンちゃん(^_^)。携帯は切ろうね。録音も撮影もいけないよ。帰りにCD「ACTRESS」を買って帰りましょう(笑)。
一幕で登場した薔薇の花はそのまま後ろのテーブルの上の花びんに。そこにスポットライトが当たっていて綺麗です。

M12.ホレレ・ウクンデ

2幕はまずミュージシャンが登場し、戸田さんがピンクのドレスで登場。髪は外はねのショート。これがまた可愛いんだなぁ。曲は「サルティンバンコ」より「ホレレ・ウクンデ」。この曲の途中で他のキャストも参加。歌が終わったら、戸田さんによるミュージシャン、キャスト紹介、戸田さんだけが残り、しばらくお話の時間ですが、とつぜん、通販番組のようになります(笑)。ロビーで売っている(売り切れのもありましたが!)グッズの紹介です。東京千秋楽はここで植木豪さんが登場し、パフォーマンスが!

M13.女友達

通販番組は終わりまして(笑)、戸田さんはひとり、椅子に座って歌います。高橋真梨子さんの曲。 CDにも入っています。
前半と後半で客席の上手方向、下手方向に顔をむけて歌われていました。 初見のとき、下手側に座っていたので、歌の後半になって戸田さんがこっちを向いてくれたときはうれしかったですー。

M14.のっこのわがままブギ

1幕に出てきました「渡りに舟」、映画「ラヂオの時間」で戸田さん演じる「千本のっこ」が出したというCDです。そのカップリング曲がこの「わがままブギ」でした。このエピソードは、朝日新聞に連載されている三谷さんのエッセイで読みましたが、映画撮影時に、CDジャケットに書く架空のカップリング曲のタイトルを何にしようということになり、「わがままブギでいいや」と3秒で決まったテキトーなものであったらしいです。
でも戸田さんはずっとこれが気になっていて、この「わがままブギ」を完成させたいと思っておられ、今回アルバムを作るにあたってぜひと三谷さんにお願いしたとのことです。三谷さんはすっかり忘れていたらしいのですが。
そりゃ3秒ですからね(^_^;

そんなこんなで、めでたくこの曲が作られることになり、戸田さんが「三谷さん、作曲はどなたにお願いしましょうか?」と訊ねたところ、三谷さんは「そりゃブギといえば、宇崎竜童でしょう!」と即答。戸田さんは一面識もなかったけれども頼んでみたらOK。なんとも素敵な曲が出来上がったというお話。「みゅーじん」でレコーディングのときの様子が紹介されていましたね(^_^)

ところで、この曲。イントロは演歌調。イントロに乗ってダンサー4人はひとりづつ登場し、演歌調のダンス(ってどんなん?(^_^;)
と、とつぜん音楽がアップテンポになり、わがままブギの世界に(笑)。 楽しいですよぉ。面白いですよぉ。CDにはもちろん入ってますから、舞台未見の方もぜひ。(じつは今もCDを聴きながらこれを書いております。舞台を思い出して気分のるわ〜!)
ラストには、また演歌調に戻ってみんなでご挨拶〜。で、終わりです。

ずらっと並んだ4人の前を「お疲れさん。」と一言残して去っていく戸田さん。大女優様!(笑)

さて残された4人は、ほっとした様子で「お疲れさまー」と言い合い、わがまま女優様に振り回された疲れを、亀戸のシャンソンバーで飲んで癒そうということになるのであった。
シャンソンの(謎の)名曲「亀戸の男前」にのって踊る4人(笑)。

M15.ささやかなジュゲーム

4人が踊っている間に着替えた戸田さん登場。ベージュのドレスにプロンドのショートカットに大ぶりのイヤリング。素敵です〜!
4人は去っていき、そのまま「ささやかなジュゲーム」に突入です。この曲は8分間、半分以上が台詞。作詞は秋元康さん。女優、声優でもある戸田さんにふさわしい曲ですね。
もちろんこの曲のことも、みゅーじんで紹介されていました。歌詞を紹介するわけにいかないですが、かなり…面白いです。東京から札幌の出張先まであとをつけていったら…それはストーカーでは(^_^;。部屋のドアノブに手作り弁当はかなりコワイ。。。ぜひCDを買って、歌詞、台詞を味わってください!

この曲のレコーディングは、例外的に、ピアノと歌を一緒に一発録りだったそうな。「プロの人は本当にすごいなと思います」と、舞台では毎日生で戸田さんの台詞に合わせてピアノを弾いてくださっている荻野清子さんのことを紹介。ここで荻野さんは退場し、戸田さんは次の曲の紹介へ。

M16.強がり

この「強がり」、胸にぐっときます。ある程度の年齢を重ねた、がんばっている女性にはたまらないです。どういう生き方をしてもどういう立場であっても、何をしていても、とやかく言われる。強くならなきゃ、たとえ陰で、心で泣いていても、笑っていなきゃ生きていられない。
中村中さんの作詞、作曲。20代前半という若さでこの歌を作った中さんって本当にすごいと思います。
東京千秋楽には中さんが登場し、彼女のピアノ伴奏で戸田さんが歌うというスペシャルバージョンでした。それ以外のときは、戸田さんのピアノ弾き語り。戸田さんは昔ピアノを習っていたらしくけして得意というわけではないのだけど、「私のライブに来てくれる人には、私のこういう出来ない部分も見てもらおうと思って・・・」といっぱいいっぱい言い訳をしながら(笑)、一所懸命ピアノを弾く戸田さんは本当に可愛かった。初見のとき、いきなりイントロで間違ってしまい、「間違っちゃいました!」と振り返って言う戸田さんがもう可愛くて!!

この「強がり」、シングルカットされることに決まったそうです。カップリング曲は何かな?

M17.声のおまもりください

ここで戸田さんからとっておきの話(笑)を。よく人に「その小さな体でどうしてそんなにがんばれるのですか」「元気の源は何ですか?」というような質問をよくうけるのだそうです。舞台俳優というのは、何があっても舞台本番は休むことができない。出演の5人ともそういう世界で生きているわけですが、戸田さんからその秘訣を教えていただきました。それは…・・・・・・「根性です。」
この間がおかしくて、笑っちゃいましたが、ウケを狙うために言ってるわけじゃなく、本当にそうみたいですね。

この話の間に、他の4人がそれぞれデザインの違う白い衣裳に着替えて、スタンドマイクを持って登場します。平澤さんは白いシャツ姿。ちょっと素敵かも(笑)
さて、BIGINの歌「恋のおまもりください」。戸田さんの歌に4人がコーラスをつけて歌います。
恋のはじまりのせつなさを歌ったとってもとっても素敵な歌。
でもCDを聞くと、コーラスがないぃぃ〜と思ってしまいます(笑)
このあと、戸田さんがひとりづつメンバー紹介。
だいたい同じエピソードを紹介する感じでしたが…日によって微妙な違いはありました。
わたしが観た中で一番面白かったのは、大阪の一日目でした(笑)
次が東京の千秋楽、かな〜(笑)
東京千秋楽は、平澤さんの失敗告白が(笑)爆笑!
このへんのことは別ページで。

M18.ハッピーバースデー・トゥ・ユー

客席も参加してみんなで戸田姉さんにハッピーバースデー。
楽しいです。姉さんもうれしそう。みんなの歌に答えてかけあいのように歌ってくれます。 舞台も客席も一体となって、ほんとにいい雰囲気。やっぱりライブはいいなぁと、しみじみと思います。

M19.HAPPY BIRTHDAY

4人が去って、戸田さん一人になり、戸田さんのお仕事の予定の紹介。 そして、最後の歌として、今の戸田さんの心境にぴったりという歌を。『旅立て女たち』より「HAPPY BIRTHDAY」。
途中で曲調が変わり、なんとなく凛々しい曲です。 4人が登場し、コーラスをつけます。
曲が終わって挨拶して、一旦全員が去っていきます。

カーテンコール

M20.NewYork State of Mind


戸田さんは物販の白いTシャツにジーンズ姿、自毛で登場です。またよく似合ってて可愛いです。「NewYork State of Mind」を歌います。ここでちょっと綾戸智恵さんを思い出したわたし。綾戸さんも同じ50歳なんですよね。パワフルだなぁ、二人とも…
戸田さんは、毎年三ツ矢さんと二人でニューヨークに旅行しているそうです。芝居を観て、飲み食いして寝る。そんな日々。自分にとっての「サバの缶詰」はニューヨーク旅行だと語る戸田さん。三ツ矢さんは「本当に気がきく親戚の叔母」という表現が一番ぴったりくるとか(笑)。いいですよねぇ、そんな叔母さんがいて…

ここでほか4人も物販のTシャツ&ジーンズで登場。どんな衣裳よりも平澤さんは、ここのTシャツ&ジーンズ姿が一番似合ってると思ってしまった(笑) ミュージシャンのみなさんへ拍手、コーラスの4人に拍手。
東京千秋楽には、平澤さんは姉さんからプレゼントされたバンダナを頭に巻き、「弁当屋のおじさん」姿をサービス(?) 大阪公演では二日ともバンダナ姿でした。そのへんのことはまた別ページで。

M21.ひとり占い

あゆ朱美時代の最後に出したレコード。さだまさしさんの作詞作曲。あれからずいぶん大人になったから…とボサノバ風にアレンジ。歌いながら、端から端まで客席のひとりひとりに目を合わせ笑いかけ、2階席も3階席にもちゃんと手を振ったりしてました。いいなぁ、戸田さんのファンって本当にうらやましいなぁと思いました(笑) わたしもにっこりしてもらって、うれしかった。 姉さ〜ん!!

強がり(PV)

拍手が鳴り止まない中、スクリーンにビデオが流れます。最初はわからないのだけれども、ビデオに戸田さんが登場して歌い始めると、客席は静まり返って聴き入る体勢に。「強がり」のPV(プロモーションビデオ)です。トークでPVを作ったと言ってらしたので、見たいな〜と思っていたところ。うまいですよね、この演出。
ピアノの弾き語りのあと、「正しい演奏はCDで」と言ってらしたですが(笑)、まずここで聴けましたね。素敵なPVでした。最後に戸田さんの「本日はありがとうございました」とナレーションが入り、スクリーンには「See you again」。自然と拍手が起こります。いいもの観たな〜という思いで劇場を後にすることができます。

さて、またここにアンパンマンファミリー登場。ジャムおじさん、バタ子さん、メロンパンナちゃん、チーズが。要するに「グッズを買って帰ろう」と言っていたような気がします(笑)

東京、大阪千秋楽の報告を含む感想は別のページにまとめました。
千秋楽報告&感想

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