ブロードウェイミュージカル

シーソー

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【スタッフ】
脚本:マイケル・ベネット、音楽:サイ・コールマン、作詞:ドロシー・フィールズ
演出・振付:謝珠栄、 音楽監督:渋谷森久、 編曲:玉麻尚一
翻訳:三砂博、 訳詞:大場公之、 美術:和田平介、 照明:原田保
衣装:木鋒ミヤコ、 音響:大坪正仁、 歌唱指導:深沢敦
音楽助手・稽古ピアノ:中條純子、演出助手:坂田恵理子、台本協力:佐藤万里
振付助手:中村さち恵、タップ振付指導:宮下巴、舞台監督:芳谷研
舞台監督助手:福澤諭志、根本真由美、浅沼一彦、
照明スタッフ:吉川宏子、雫久恵、今野実、中野晶子
音響スタッフ:水木方人、衣裳スタッフ:小池昌江、制作スタッフ:杉本由布子
スタッフ協力:マルーラ・スタッフサービス、ジ・アクト・コネクション、カンパニーリミテッド
大道具:俳優座劇場舞台美術部、小道具:高津映画装飾、照明:CAT
衣裳製作:ドルドルドラニ、音響:プラネット・ウエーブ、ヘアー・メイク:スタジオAD
履物:神田屋、衣裳協力:SANEORIGIN
企画:TSダンスファンデーション、制作:ワンズアート研究所
制作協力:シアター・ドラマシティ、協賛:ジャパンフリトレー

【日程】
東京:パナソニック・グローブ座 1994.9.30-10.10
大阪:シアター・ドラマシティ 1994.11.4-11.13

【キャスト】
大浦みずき(ギテル・モスカ)、福井貴一(ジェリー・ライアン)、平沢智(デイヴッド)
福麻むつ美(ソフィ)、荒川亮(オスカー)、峰丘奈知(歌手)
石山毅、青山成之、福永吉洋、大木那生、飯田容子、小松朗乃
坂田今日子、白石陽子、奥山桃子

【演奏】
玉麻尚一(キーボード)中條純子(ピアノ)殿岡滋郎(ギター)
安藤章夫(ベース)三浦肇(ドラム)藤井珠緒(パーカッション)


わたしが平沢さんを初めて知ったのは、この「シーソー」初演の大阪公演です。
元宝塚歌劇団花組のトップスター、なつめさん(大浦みずきさん)が主演でダンサーの役。わたしは宝塚時代の なつめさんをビデオでしか観たことがなく、女優となって2作目という舞台に興味があったのと、 見ごたえのあるダンスが見れるのかなという期待と、またポスターが大人の雰囲気でかっこ よかったので、いいかも!と、どんな話かもろくろく知らずに観に行きました。

結果・・作品はちょっといまいち・・好きになれませんでした。ヒロインのギテルを見てるとイライラ。 まったく感情移入ができなくて、見ているとなんだか腹がたちました。ジェリーもそんなに魅力ある 男性にはわたしの目にはうつらなかったですし…。ずっとイライラしていたような印象です。
でも、とても惹かれたキャラクターがひとり。それはディヴィッド。 ゲイのダンサー、ギテルのダンスパートナーで親友。このひとが平沢さんだったんですね。 そしてダンス場面では「うわぁっ・・かっこいい!」

結局、このシーソー初演に関しては、ディヴィッドが出ていた場面の記憶しか残ってない というようなありさまで…。再演されると聞いたとき、メインの物語の展開やラストがどうだったか はっきり思い出せなかった…どうやらわたしの中ではディヴィッドとギテルの雪の中での 場面で終わっていたようです。初演を見終わったときには、ダンスシーンは素晴らしかったとはいえ、もう一度見ようという気には ならんなぁという気持ちだったのですが、結局97年の再演も観ました。
そして、作品の印象がその再演でがらっと変わることになります。《1999.6.20》


97年の再演へ

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