THE TAP SHOW

Shoes On!4

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内容の詳細とわたしの感想です。内容説明はあくまでも舞台を観たわたしの印象と記憶と解釈によるものです。実際の脚本や演出の意図とは異なるかもしれません。その点をご了承のうえお読みください。ご意見ご感想(苦情でも)がありましたらメールにてお願いします。間違ってることを書いてたらぜひぜひ教えてくださいね!(参考資料:パンフレット)

M1 ザッツ・ハウ・ユウ・ジャズ
THAT'S HOW YOU JAZZ

振付:玉野和紀
出演:川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平沢智、玉野和紀、北村岳子、高谷あゆみ、田中ちなみ、西條三恵
全員板付きから。暗い舞台のセンターにスポットあたると台の上に慈英さん。ミュージシャンのみなさんの演奏に合わせ、慈英さんがキャストをひとりづつ楽器の名前とともに紹介します。紹介された人に順番にスポットが当たり、舞台はだんだん明るくなっていく。まずは慈英さんの向かって右隣の玉野さん、ウッドベース。慈英さんの左に、もうひとつベースの本間さん。それぞれ楽器を演奏する形を真似、音を口真似で。次に本間さんの左、平沢さんはトロンボーン。そして反対側、玉野さんの隣の藤浦さんがトランペット。

慈英さんはひとり紹介するたびに、ひとことづつコメントをつけるんですが、日替わりだったのが玉野さん。「髪の毛ふさふさ」とか「子犬のような目」とか「ヘアスタイル決まってる」とかいろいろでした。
本間さんにはたいてい「スーツが似合う」とか「紫が似合う」でしたね。そう、本間さんは明るい紫のスーツを着てらっしゃいます。
平沢さんへは「笑って」で、平沢さんはその瞬間ニッコリと笑顔になります(^^)。藤浦さんへは名古屋では「鳴かせて鳴かせて(トランペットを)」だったと思います。
大阪、名古屋公演では、博品館の最初の頃とはなんとなく雰囲気が変わってて、とってもうちとけた感じになっていました。慈英さんのコメントもいろんなことを言ってましたね。 女性達は台の前にずらりと並んで、「シンコペーション」と、慈英さんは言っておられたと思います。音楽における技巧?の名前ですので、楽器じゃないですね(^^;。
衣装は、藤浦さんがベージュっぽいスーツ、本間さんは紫のスーツ、慈英さん、玉野さん、平沢さんの3人はシャツにベスト姿。平沢さんはエンジのシャツにストライプのベスト&ズボンでした。女性達はそれぞれ違ったデザインのスリップドレスで、エンジが取り入れられていたと思います。みんなそれぞれ違う衣装だけど、全体としてさりげなく統一されているみたいな印象ですね。いい感じです。

全員の紹介が終わると、慈英さんが台から降りてきて、全員の歌とタップになります。途中で2、3人づつ順番にタップを踏むところもあり。静かな雰囲気からだんだんと盛りあがるわくわくするオープニング。
最後は全員でポーズを決めて終わり(ここ、パンフのお稽古写真にあります)、本間さんと藤浦さんが上着を脱いで放り投げると、高谷さんと北村さんが受けとって、女性達は去ります。
M2 ザッツ・ハウ・ユウ・タップ
TOO LATE, DADDY

振付:玉野和紀
出演:川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平沢智、玉野和紀
舞台に残った男性達のタップ。か、かっこいい〜〜〜っ…
さりげないフォーメーションの変化も面白い、楽しいナンバー。 前場面から続いてわくわく感ますますアップ。今回はとくに前回観られなかった本間さんのしなやかな足の動きに目奪われることしきり。
センターで円陣になってみんなで右足を出して、右手でその足を指し示すポーズで終わりでした。いきなり暗転ではなくて、出した足元だけを残した照明になって一瞬後にぱっと暗くなるって感じで、ここ好きでした。

終わる頃に客席通路を後ろから歩いてくる人がいて、遅れてきた人?とか思ってると、舞台が暗転になった瞬間、通路にスポットが。なんと北村さんと高谷さんなんですね。次の場面に続きます。
M3 ナウアデイズ〜ホット・ハニー・ラグ
NOWADAYS
THE HOT HONEY RAG
振付:本間憲一
出演:北村岳子、高谷あゆみ、田中ちなみ、西條三恵
通路に現れた北村さんと高谷さんは、シルバーヘアに腰がまがってステッキにすがって歩く老女。ふたりとも襟にファーのついたコートに帽子姿。高谷さんはグレー、北村さんはブラウンのコートです。でも表情は活き活き。通路から舞台に上がって、今までの人生、いろいろあったわと楽しそうに歌います。男もできたし浮気もしたし(笑)。途中ちょっとステッキも使ってタップ。この場面、楽しいんですよ。おふたりともほんと役者だなぁって思います(^^)

歌が一段落して、ふたりがそれぞれ上手側、下手側の端に行くと舞台がちょっと暗くなり、両端のセットの灯りだけになるのですが、その前でふたりは帽子をコートをとるんですね。ここは!必見ポイントです。ぱっとコートをとった瞬間、シルエットとなって浮かびあがる姿の美しいこと。思わず客席から「おおお・・・」って声がもれます。

明るくなると、ふたりはラメの入った黒のダルマ姿。これでもかってくらいハイレグ。ボウラーハットにステッキ。むちゃむちゃカッコイイ。客席から自然と拍手とため息が起こります。田中さんと西條さんも同じ衣装で現れて4人の歌とダンスになります。あとのふたりは若いけど(笑)北村さんと高谷さんのかっこよさにはかないません(^^; ラストの、ちょっと仰向き加減に帽子のふちに手をやり、片足をちょっとまげて前に出した横向きの立ち姿(うまく表現できんなぁ(^^;)がむちゃむちゃ美しい。ひとりずつサス(真上からのスポット)があたっててカッコイイ。暗転です。
M4 A列車で行こう〜ハニー・コールに捧ぐ
TAKE THE "A"TRAIN

振付&出演:玉野和紀、本間憲一
玉野さんと本間さんのふたりのタップ。
光沢のあるシルバーの燕尾、中は黒のタートル、黒のレザーパンツのお揃いの衣装で雰囲気もなんだか似ているふたりです。
タップ競演、楽しい〜(^^)見ていてうれしくなっちゃいますね。途中で「ぽっぽ〜〜!」って汽車の音を口真似する本間さんがなんだかとっても好きです。
M5 ポーリーとウォリー/,。〜?!
振付:川平慈英
出演:川平慈英、平沢智
前場面の玉野さんと本間さんのタップはポーズ、暗転で終りなのですが、もういちどスポットがあたって、挨拶をしてふたりはそれぞれ両袖に入っていきます。本間さんは下手袖に帰るのですが、そのとき入れ違いに出てくるのが…平沢さん。黄色に大きめ黒チェックの上着、赤のチェックのベスト、真っ赤な短めズボン、大きな黒蝶ネクタイ、七三の髪型に黒ブチメガネ。こ、これはっ…ウォリーですね!ちょっと本間さんとなにかやりとりをして(どうやらウォリー、本間さんに握手をしてもらっているようです)、ウォリーはおそるおそる…って感じでスポットのところにやってきます。なんかその登場のし方もとぼけてて笑える(^o^)客席ウケます。

ウォリーは懐から手帳のようなものを取りだし、それを見つつ、歌い始めます。その歌は「大きな古時計」。
気持ちよさそうに歌っている途中で、もうひとりまったく同じ格好の人が現れます。慈英さんです。(ポーリーという名前らしい。)
ポーリーは歌の切れ目に効果音というか…マークというか…つまり歌詞カードに書いてる「.」「,」「/」「!」「?」とかを音と手の動きで表現するのでした。とまどうウォリーにも指導してふたりで一緒にやり始めます。どうも文章で表現するのは困難ではありますが、とっても面白いです(^^;
「チクタクチクタク」ってところで、慈英さん得意の(笑)唇をぶるぶるさせる顔芸が入るのですが、ウォリーはそれできなくて、目を閉じてぷるぷるぷるって顔を横にふって嫌々するのだけど、これが可愛いの!他のところでふくれっつらをするところもあったのだけど、これも可愛い〜(単なるファンばか?)

他にバナナの歌?、ガッチャマン、おさかな天国、ヘイジュードとそれぞれが交代で歌って、もうひとりが効果音?を入れるパターンでやりますが、最初の二曲は歌のテンポが早すぎて、マークを入れる間がなくて怒ったり、台詞はまったくないのですが、ふたりのパントマイムでのやりとりと絶妙の間が素晴らしくて何度見ても笑えます。
ヘイジュードはウォリーの動きがなかなかに過激で、前回公演のお人形ウォリーを彷彿とさせます(笑)

博品館の千秋楽ではドリフの歌(ババンババンバンバン!ってやつ)があったそうな。大阪、名古屋公演ではおさかな天国がなくて、かわりにドリフの歌と、ヘイジュードの前にもう一曲あったんだけど忘れちゃいました…。名古屋では「与作」(笑)。そういえば、名古屋公演では、ドリフの歌のとき、ウォリーは「えんや〜こーらや」の振り(「8時だよ!全員集合」のオープニングで歌いながら両手でやるやつ。説明できません(^^;)も、ちょっとやってましたよ。

最後は「ドレミの歌」の替え歌で。これもむっちゃおもろいです。テンポのよい振り付きで。慈英&ひらのコンビってほんといいコンビですわ(^o^)
名古屋では手拍子も起って盛りあがってました。
ポーリーとウォリーは最後、小さくなっていくスポットの中で顔を寄せ合い、ぷちっとピリオドを打って暗転。大阪、名古屋では暗転になる直前、ポーリーがウォリーのほっぺたにちゅっってキスしてました。ウォリーは嫌そうでした(笑)
M6 コラボレーション
"SONG & DANCE" VALIATION 1-4

振付:本間憲一
出演:北村岳子、高谷あゆみ、田中ちなみ、西條三恵、玉野和紀
さて、暗い舞台上には、女性4人が間隔をあけて横一列に並んで箱に座っています。音楽に合わせ、座ったままかわるがわる1フレーズづつタップ。スポットがタップを踏む足元だけを照らします。みなさん、大きなリボンのついた可愛い靴を履いています。明るくなって立ちあがってタップ。それぞれデザインの違うワンピース姿。高谷さんと北村さんは花柄で、田中さんと西條さんが白に水玉。色違いです。

そのうち下手袖近くに集まったなーと思ってると、袖から買い物かごが。それぞれ服装にあった色のリボンがついていて可愛いです。バケツリレーのように順番に渡していき、そしてかごからエプロンを取り出してつけて、奥さん達のお買い物風景(笑)。買い物の歌(関西弁(^^;)が始まります。

さてさてお買い物はまずは魚屋から。
魚屋さんは玉野さん。江戸時代かい(笑)というような天秤棒をかついでお魚のっけて売りに来られます。江戸っ子ですね、この魚屋さんは。
ひとしきり奥さんたちに囲まれて歌い踊りますが、「おっと、こうしちゃいられねえや!」と言って去っていきます。
さてさてちょうど隣は八百屋さん。
またまた玉野さんが、紺地に白い○に「玉」と染めぬいた前掛けをつけて装いも新たに八百屋として現れます。
またまた奥さん達に囲まれ歌い踊り…しかし奥さん達に口々に「おっさん、おっさん、これなんぼ?」「おっさんおっさんおっさん…」と執拗に責められ(笑)ついにへばって玉野さんはひとこと。
「おっさん、しんどいわ…」
暗転です。

ひそかに(?)「おっさんの場面」と呼んでおります(^^;
M7 DATEOTOKO
SWING DU NUL

振付:平沢智
出演:藤浦功一、平沢智
薄暗い舞台に上手から椅子を引きずり現れるふたりの人影。ドラムの音が響き、こ、これはっ…と心拍数があがります。初見のときからどきどきしましたね。まだどんな場面かもわからんかったってのに(^^;この場面はタップではありません。

ふたりともダークなブラウン系?エンジ系?(ふたりの色は違ってたと思う)のスーツに藤浦さんがカーキっぽいベージュ、平沢さんがオレンジのシャツを着てらっしゃいます。シャツの襟元のボタンははずしてちょっとはだけた感じ。きゃーかっこいい(*^^*)。上手側でソフト帽をかぶって椅子に座ってポーズ。手前に藤浦さん、斜め後ろに平沢さんです。音楽始まり動きはじめる。かっこいい…。椅子を離れ床にすべりこんだときに歌い始めます。作詞は藤浦さんです。

大技のアクション、スピーディなダンス。赤、オレンジ系の照明の中、不敵な笑みなど浮かべ、椅子も使って踊りまくります。
もうほんと、まばたきしている暇はないっ。息もとまってるかも(笑) この場面、センターブロック上手端くらいで見たとき、椅子を使ったダンスのところ、平沢さんにするどい視線でまっすぐ見つめられて死にそうでした(笑)
平沢さん、水を得た魚のようで、もう本領発揮!ご自分の振付だし思う存分踊ってますって感じです。観ているわたしも一気に体温があがります。また気持ちよさそうに踊るんだなー。
途中で上着のボタンをはずし、ちょっと崩した感じの印象になってこれまた素敵(*^^*)

いつからからは知らないんですが、途中でミュージシャンの方々に混じって黒づくめに黒の帽子をかぶった(たぶん)本間さんと慈英さんが現れ、ミュージシャンの方々と一緒に掛け声をかけるようになってました。(ひょっとして最初からやってたなんてことは??この場面、踊るふたりに釘づけなもので、後ろまで目を配る余裕はないんです〜(^^;)

ラストは椅子をセンターに持ってきて、帽子を椅子の座面に置いたと思うと、椅子を使った側転。さっと帽子をとってかぶって座ってポーズ。舞台は薄暗くなりふたりはシルエットとなります。か、かっこいい〜〜〜っ!!!当然、拍手喝采ですが、ポーズをとったまま、ふたりは指先で拍手を催促。ますます拍手喝采。

そして、藤浦さんが下手袖に退場した後、平沢さんは椅子を持って上手側に移動し、ひとり残って上着を脱いで椅子の背にかけます。そして暗めの照明の中、シャツ姿でちょっとスローなダンスを踊るんですが、これがまたかっこいい〜〜〜っ。煙草を取り出し口にくわえ、火をつけようとするのですが、どうやらライターがない。しばらく上着などを探すのだけど、見つからない。そんな姿もかっこよく、思わず走っていって「これどうぞ!」って火を差し出したくなりますね(*^^*)。持ってないけど(笑)

そうこうしているうちに、下手側から高谷さんが現れます。平沢さんは彼女に気づきちょっと手をふって、椅子を持って上手袖に去ります。

M5のウォリーと、このしぶいスーツの伊達男が同一人物なんですからねぇぇ。ホントにまいるわ…(^^;いつものことですが、またまた惚れなおし…。今、書いていてもドキドキしました。
やっぱりファンやめられません…って別にやめる必要ないって(笑)
M8 アイガットリズム
I GOT RHYTHM

振付:玉野和紀
出演:川平慈英、藤浦功一、玉野和紀、田中ちなみ、西條三恵、高谷あゆみ
定番の場面ですね。前場面の最後に高谷さんが現れ、下手側の端で箱に座っています。玉野さんが上手側にすっと現れて、しばらく高谷さんの歌にあわせタップ。音楽入ると他のメンバーが下手側から次々と現れ、6人での歌とタップになります。衣装もだいたい前回と同じような感じ。女性の衣装はちょっと違いますが、色使いが前回と同じだなぁと思いつつ、岡千絵さんとシルヴィアさんを思い出してました。
前場面とガラリと雰囲気の違う明るく元気なタップ場面。
M9 すべての愛を君だけに?
I'M PUTTING ALL NY EGGS INONE BASKET
WHEN YOU KNOW I'VE BEEN A LIAR ALL MY LIFE

振付:本間憲一
出演:本間憲一、北村岳子、田中ちなみ
「さとちゃんとタカちゃんの場面」と呼んでます(^^;。わたしこの場面好き(^^)でもねぇ、ちょっとひどいのよ、さとちゃんってば(笑)

ピアノの大山さんが頭に白いわっか(蛍光灯みたいだなーって思ったけどなんだろ?)をつけてスタンバイ。 下手側からまず登場するのは、白いスーツに赤のベスト、白の帽子とばっちり決めた本間さん。どうやらデートの約束があるようです。身づくろいをして、ひとりで彼女に対する思いなど歌っていますと、花束を大事そうに顔の前で抱えた彼女が上手側より登場。それが北村さん。
北村さんは白のノースリーブのブラウスに赤&ピンクのフリルのキャミソールを重ね、ギャザーが二段に入った白のスカート(ひょっとしてワンピースなのかも)、オレンジ(大阪はピンクだった)のソックスという可愛いスタイル。だけど、ちょっと顔が〜お化粧が〜(^^;(まっかっかのほっぺにスイカの種みたいなそばかす?描いてらっしゃいましたねー。)
彼女の顔を見た彼は「うっ」ととまどい逃げます。「好き好き好き!」と追いかける彼女。そのままふたりは下手袖に入ってしまいます。

次に出てきたときには、本間さんは美人の彼女(田中さん)と腕を組んで出てきてうれしそう。ここは本間さんの楽器挑戦コーナーのようです。ピアノの弾き語り。田中さんは本間さんに寄り添いうっとりと彼が歌う姿を見つめます。そのあと、ふたりでちょっとタップ。途中で田中さんはくるくると回りながら上手の袖に入っていってしまい、かわりに北村さんが出てきます。

はっと我にかえる本間さん。いままでのことは空想だったらしい(笑)
ひたすら愛を告げる彼女に、彼はずいぶんとひどいことを言いますが(「おかちめんこ」とか(^^;)でもなんだか仲よさそうなんですよね。最後は北村さんをお姫様抱っこする本間さん。
本間さんと北村さんの歌とタップが堪能できて、とっても幸せな気持ちになれるナンバーです。ふたりが並んでタップ踏んでるのはホントにとってもいい感じ。
北村さんが「好き好き好き!」って本間さんを追いかける姿もなんだかとっても可愛くて好き(^^)
この場面の作訳詩は北村さんです。
M10 リズム・ジャムセッション
振付&出演:玉野和紀
玉野さんとミュージシャンの方々のタップ&パーカッション競演。
ちょっとくすんだブルーに部分的にラメが入った長めの上着を着た玉野さん(なんだか宝塚風な衣装(^^;)。下手側からすっと現れ、ひとりでタップ。
上手側には、箱と、ポリ容器のゴミ箱がセッティングしてあり、なにかなー?と思っていると、ミュージシャンの大山さんと吉田さんが出てこられ、ゴミ箱等を叩いて玉野さんのタップと競演。面白いです(^^)
ミュージシャンの方々が戻ると、玉野さんはセンターに出てこられてひとりでタップするのですが、ここは客席も手拍子で参加です。玉野さんの指導のもと、玉野さんのタップにリズムを合わせて手を叩きます。
けっこう難しい(笑)でもなんだか楽しい(^^)
M11 pum pum?!
SOUL BOSSA NOVA
MAGIC PIPER(OF LOVE)

振付:川平慈英、本間憲一
出演:川平慈英、北村岳子、高谷あゆみ、田中ちなみ、西條三恵
慈英さんのハーレム(笑)場面。なんて言ったらいいのかなぁ?慈英さんはアラブの王様風の装いとでもいいましょうか…(^^;ちょっと違うか。まあとにかく派手です。
慈英さんは音楽とともにひとり現れ、ツイスト風の妙なダンスを踊っています。と、そこへ女性ファン(?)のキャーッ!!という黄色い声。慈英さんは彼女達に見つからないように、顔を隠してうずくまるのですが、彼女達はそんな慈英さんの傍を、騒ぎながら上手から下手まで走りぬけていきます。女性達は60年代のファッションとでも言いましょうか…、それぞれ違った格好をしていますが、みなさんアバンギャルドな雰囲気。
彼女達をやりすごしてホッとした慈英さん、まだ踊り始めますが、またまたキャーッ!!と女性達。また同じように顔を隠してやりすごします。またホッとして踊っていると、次は見つかってしまったようで。彼女達に囲まれ一緒に踊り始めます。

女性達はひとりづつ慈英さんに濃厚に(?)絡みます。誘惑してるというか、痛め付けてるというか(^^;もみくちゃ(笑)
女性達が去っていったあと、慈英さんがひとり残ってしばらく大声で笑ってるんですが、ふっとマジな顔になって袖に入っちゃいます。文章で表現すると面白くもなんともありませんが、その間が可笑しいです(^o^)
このエンディングは大阪で観たときは変わってましたね。いつからなのかな?普通に曲がかかって慈英さんがかっこよく決めて終わりになってました。
M12 マンハッタン・トランスファー メドレー
OPERATOR
TRICKLE TRICKLE
BOY FROM NEW YORK CITY

振付:玉野和紀
出演:川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平沢智、玉野和紀、北村岳子、高谷あゆみ、田中ちなみ、西條三恵
慈英さんを除く男性4人、白いスーツ姿で静かに現れます。4人のコーラス。みなさんそれほど歌は…なんだけど、このコーラスはなんだかいい感じなのです。好きですね〜(^^)
藤浦さんがメインボーカルで他の3人がコーラスをつけてます。3人が真剣に藤浦さんを見つめてタイミングをはかってて、なんだか微笑ましい。平沢さんのパートは一番上(音の高いところ)。「みなさん真剣ですけれど(^^;どうですか?」との質問に、「専門分野じゃないからねぇ(笑)」ってコメントしてらっしゃいました。でも、ここのコーラス、わたし好きです(^^)

白いスーツにインナーも白のタートルを着ているんですが、これが案外(^^;良く似合っててみなさん素敵なの。わたしの場合、とくに平沢さん素敵〜っって思って見てます(笑)あ、他の方もちゃんと見てますよ。でもファンですから平沢さんを見つめる時間が長くても許してください(^^;

一曲終わると、上手側に慈英さんが女性4人を連れて現れます。「合コンタイム!」だそうです。みなさんお揃いの白いスーツです。

これからパーティに行くのに服装はこれでいいだろうか、君のキャデラックで行こう…みたいな歌を男性達が歌いついで、慈英さん以外の人はそれぞれ男性女性カップルになってちょっと踊ります。平沢さんは田中さんとカップルで、いいなぁ〜田中さん!(笑)
この場面もほのぼのとしてて好きです。楽しい(^^)
男性達は下手側に去り、残った女性達は、上着のボタンをはずし、ちょっとラフな雰囲気になって歌います。
M13 パペッツ IN BOYHOOD 初恋
すかんぽの唄

振付&出演:川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平沢智、玉野和紀
さて、パペッツです。今回は「田舎のツッパリ君達の青春」ってところでしょうか。リーゼントにガクラン着てなぜか紋白蝶を追いかけつつ登場です。
みなさんずるずるのガクラン着ているなかで、平沢さんはひとり、寸足らずのズボンをはいて学帽をきっちりとかぶった真面目な学生の役です。いつも本を読んでいる、頭がよくて勉強ができるひらくん。(持っている文庫本は「車輪の下」でした)だけど、ツッパリ君達と一緒にいます。実は一番硬派だったりして!
この設定、なかなかはまってると思う。全員がリーゼントより絶対面白い。3人とひらくんの会話がなんかとぼけてて可笑しいです。
そういえば、姿が現れる前に聞こえる音からすると、みなさんバイクに乗ってるみたいだけど、ひらくんはどうしてるんだろう。(素朴な疑問)

さて例によって番長・藤浦さんが最後に登場するのですが、これまた威風堂々としたリーゼントで(笑)
またも村おこし会議で(そんな会議に出席するってのがまた(^^;)自分達のことをへなちょこだとか、名前がダサいとか言われて悔しい番長。ちなみに名前って「モーニングパペッツ」だそうな(^^;
そこでひらくん、ひょっとしてそのモーニングパペッツには自分も入ってるんですか?と質問します。当然だ、お前なんか一番ひどいこと言われてたんだぞ!頭はいいくせにあんなやつらとつるんで。あいつこそ尻軽の男芸者だとかなんとか…(なんじゃそりゃと思うが(^^;)、それを聞いてひらくん、怒りに燃えます。言ったのは誰か追及してその人に「肛門から手つっこんで歯茎がたがたいわしたろかー!」とかすごみます。おお…やはり。ひらくん実は一番怖かったりして(^^;
みんなになだめられ、とりあえず怒りをおさめたひらくん。
いつも慈英さんに「お・く・ば!」ってダメ出しされてます。がたがたいわせるのは歯茎じゃなくって奥歯?

さて、くりすぴぃーぬさんの報告によると、博品館の千秋楽では、なんと!ひらくん、怒りのあまり(?)制服を脱いでしまったんだそうです。制服の下はアーミー柄のぴちぴちぴったりTシャツ。
「ひらくん、良い身体してんなぁ〜、でもなんで赤くなってんの?」と、誰かに突っ込まれてたんだそうな。

さて話戻ります。
例によって番長がここで「お前らを鍛える。」とか言い出しますが、今回は「これからは頭脳の時代だ」とのこと。ひらくんは「番長、いいこと言いますね。」と、番長の意見に賛成しつつ、とつぜん昨今の時事問題などについて質問し、番長を困らせます。ひらくん、いぢわる(笑)
そして、なぜかタップをしながら山手線ゲームをすることになります。なぜタップなのかというと、なんかさっきからそういう雰囲気だからだそうです(^^;
負けた人には罰ゲーム。番長がリーゼントの中から取り出した(笑)封筒の中にキャスト、スタッフみんなで書いた罰ゲームが入っているというわけで、自分で選んだ封筒の中に書かれていることをしなければなりません。

山の手線ゲームのお題はジュースの名前、オーソドックスに山の手線の駅、楽器の名前、野菜の名前、魚の名前、高速道路の名前、果物の名前などでしたが、罰ゲームは、博品館でわたしが観劇した5回分はこんなのでした。
20日:玉野さん。「みんなに鼻をなめられる」
21日昼:玉野さん。「あぜ道でナンパする」(あぜ道とは客席通路のことです)
21日夜:慈英さん。「みんなに悪口を言われる(本音で)」
22日:藤浦さん。「みんなに鼻をなめれれる」
22日二回戦:慈英さん。「この中で抱かれるとしたら誰がいいか。その人の耳たぶをなめる」(慈英さん「抱かれたくねえよ〜」と言いながらも逡巡の末、藤浦さんの耳たぶなめてました(^^;)
23日:本間さん。「ハブとマングースの戦いをひとりでやり、長嶋さんの真似で判定をする」
23日ニ回戦:藤浦さん。「アントニオ猪木の真似でおさるのかごやを歌う」

このなかで特筆すべきは本間さんの「ハブとマングース」です。首を横にふりながら「絶対できないよ…」とか言いながら、いざとなるとちゃんとやる!それがまたうまくて、むちゃ面白かった。さすがはプロの役者〜!長嶋さんの真似もちゃんとやってました。いやぁ素晴らしい。舞台のみなさんもめちゃウケで、本間さんをいたわりつつ、今度からコーナー作ってやってもらおうぜとか言ってました。それは本間さんが可哀想(^^;…「すごい孤独感だった…」ってなことを本間さんがつぶやいてらしたです。いやしかしあの芸は素晴らしかった!
この他の日の罰ゲームの報告はこちらに。

さて、このあともう一度決勝戦というのがありまして、それは番長以外の4人でやるのですが、負けた人が封筒をとって読むと、なんだか様子が違う。「愛するみえちゃんへ。好きです…」とか書いてあって、愛の言葉が並んでいます。それは番長がみえちゃんに書いたラブレターなのでした。慌てて番長、みんなをやめさせようとしますが、足がつってしまい、全部読まれてしまいます。大阪公演では、ここでひらくんが番長に4の字固めをかけて押さえ込んでいました。いぢわるだねぇ(^^;

恥ずかしくて泣いている番長をはやしたてるみなさんですが、ひらくんはひとり、封筒に入っていたすかんぽの花(愛の告白のときに添える花なんだそうです)をじっと見つめ、急に「タカコちゃぁん!」と叫びます。呆然とするみなさん。ひらくんは番長に「僕は番長に感動しました!」と抱き付いて「僕はタカコちゃんが好きです!」と告白します。番長とひらくんが肩を組んで「わかってくれたか!」と喜びあっているうちに玉野さんが「あゆみちゃん!」本間さんが「ち〜なみ!!」最後に慈英さん「チェチェリーナ…」とか「アニータ」(初日はアンジェリーナかアンジェリークかそんな名前だったような…)
それぞれみんな心に秘めた好きな女のコがいたようで。

このあとは、みんなで「すかんぽの唄」。藤浦さんが歌い、他のみなさんは妙なダンスと楽器演奏。本間さんはハーモニカをポケットから出して吹き、他の3人はいったん袖に入って楽器をとってきます。玉野さんはギター、平沢さんはトライアングル、慈英さんは楽器の名前わからないんですが、パーカッション。
最後は夕暮れの中、みなさんがセンターに集まり遠くに思いをはせるポーズ、カラスの鳴き声とともに暗転になって終わりです。
M14 ブラック・ブラック・ブラック
DANCERS IN LOVE

振付:本間憲一
出演:北村岳子、高谷あゆみ、田中ちなみ、西條三恵、本間憲一
前場面から続く暗転のまま暗闇の中でのダンスです。女性達4人が上着、靴、手袋、帽子が白くて、あとは真っ黒の姿で現れ、タップ。顔はどうしてるのかな?すっぽりと頭から何か被っているのかな?
しばらくしたら本間さん(顔はわからないけど)が同じく上着、靴、手袋、帽子が白くてあとが黒づくめの姿でセンターに登場。ちょっと一緒にタップ。そのうち女性達が彼を囲み、彼の衣装をはぎとって(^^;去っていきます。コミカルで楽しい場面です。
彼は手袋と靴以外真っ黒になって取り残されますが、恥ずかしそうに下手側の箱の裏に隠れて、箱の上にタップシューズを取り出します。ちょっとそのタップシューズをタップを踏んでるように動かしてから、左右の靴を綺麗に斜めに重なるようにそっと置いて彼は姿を消します。(実際には黒い布を持って見えないようにそーっと去っていかれるんですが、初日だったかな。白い靴が見えてて笑いを誘ってましたね(^^;。次の日には改善されてました。)

箱の上の靴にスポットが当たっています。このまま「MR. BOJANGLES」に続きます。
M15 ミスターボージャングル
MR.BOJANGLES

振付:玉野和紀
出演:川平慈英、玉野和紀、北村岳子、西條三恵、高谷あゆみ
暗い舞台に斜めにさす、赤かオレンジのストライプの照明が床を彩っています。下手側には箱の上のタップシューズ。慈英さんが静かに下手側から現れ歌います。
しばらくしたら上手側のサスに玉野さんが現れ、ひとり静かに踊ります。黒い服に帽子、白い手袋。ゆっくりした動きでしっとりと。そしてまた静かに去っていきます。
慈英さんとの歌も雰囲気が合ってて、今回のMr.Bojangelsは、シンプルでとてもいい感じ。好きです。
後半、女性達の影コーラスがつきます。
M16 フル・モンティ overture(バンド演奏)
"THE FULL MONTY" OVERTURE
明るくなると、ミュージシャンのみなさんのバンド演奏。 終わって暗転。そしてうっすらと明るくなる中、玉野さんの靴音が響く。いよいよタップメドレーです。
M17 タップメドレー
THE TAP MEDLEY

振付:玉野和紀、本間憲一
出演:川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平沢智、玉野和紀、北村岳子、高谷あゆみ、田中ちなみ、西條三恵
Sing!Sing!Sing!
42nd Street

定番のナンバーです。慈英さん以外の全員。玉野さんを頂点に逆三角形のフォーメーションから始まります。玉野さんの後ろ、左右に藤浦さんと平沢さん、玉野さんの真後ろに本間さん。その後ろに女性4人です。衣装も前回と同じ全員黒のスーツ。
やっぱりこの場面はわくわくしますね。かっこいい!
曲の最後は全員それぞれ違うポーズのストップモーション。
やはり黒の衣装の(上着も着てました)慈英さんがピンクの羽のストールを手に下手側から現れて、順番にひとりづつストップモーションをといていきます。田中さん、玉野さん、本間さんは去っていくのですが、平沢さんと高谷さん、藤浦さんと北村さんはその場にとどまり、それぞれカップルとなってダンスしている形をとります。

I Could Have Danced All Night
A Hard Knock Life
Tommorrow

慈英さんは最後に西條さんのところへ。手にしているピンクのストールを彼女の肩にかけ、ちょっとタップをして彼女に合図をします。すると西條さんは目覚め、歌い始めます。

合わせてふたつのカップルも踊りますが、最初はそれぞれのカップルがいい雰囲気なのだけど、そのうち平沢さんと藤浦さんは歌う西條さんが気になってきて、パートナーをほっといて、西條さんのもとへ行ってしまいます。おーい、ひどいぞ〜(^^;
ふたりのいい男にかしづかれて西條さん、うらやましいぞ〜。いいな〜(笑)

取り残された高谷さんと北村さん、彼氏をとられて心がさむ〜くなるのを気を取り直して、「女は熟々してなきゃね!あんなひよっこ!」と言い合っていると、西條さんに「なによ、おばさん!あなた達なんか敵じゃないわ。やっぱりぴちぴちの若さよ」などと逆襲されてしまいます。ひど〜い(^^;
この歌の間に平沢さんと藤浦さんは上手に去っていきますが、下手側から慈英さんがデッキブラシを持って現れ、北村さんと高谷さんに渡します。熟女vsひよっこ。北村さんたちはデッキブラシを使って逆襲しつつちょっと踊り(?)ます。
最後は上手端にて、西條さんがふたりを左右に、ピンクのストールを使って両腕でむぎゅっと抱えこんで終わり。暗転です。(これってひよっこの勝ちだったんだろうか(^^;)

さて、慈英さんがまた下手側から出てきてちょっと踊り「フォッシー」とつぶやきます。ここからは慈英さんは上着を着てなかったと思います。(ちょっと記憶曖昧)

Rich Man's Frug
ここは田中ちなみさんがメインのナンバー。やはり黒の衣装(上着はなし)に赤い羽根(…募金じゃありません(^^;)を首飾りのように襟元に巻いた田中さんが下手側から現れます。綺麗に包装されたプレゼントをいくつも手に持った玉野さんと本間さんを従えて。
上手から平沢さんと藤浦さんも同じようにプレゼントの箱を手に持ち、椅子(箱だけど)に座ったまま出てきます。平沢さん、藤浦さんと一緒に、他の三人の女性も上着なしで赤い羽根を首につけて登場。男性はスーツ姿です。上着を着ていました。赤い羽根はなし。
途中で玉野さんはすっといなくなります。
最後は上手端で女性達が退屈そうにあくびをし、男性達がうしろからちょっと顔をのぞきこむ、みたいな感じのポーズで暗転。

I Wanna Be A Dancin' Man
Magic To Do

誰もいなくなった舞台に、慈英さんが下手側から、肩越しに紐を持って、床に置かれた何かを引きずりながら出てきます。引きずっているのはどうやら額縁のようなもの?
下手袖の近くにぺたんと寝かされたその額縁の中に、慈英さんは金色の紙ふぶきを撒きます。星屑をまくようにきらきらと。
そして慈英さんがその額縁の中に入りちょっと動くと、背後に玉野さんがすっと現れ、慈英さんのポーズにあわせて動きます。しばらくすると、2人以外の全員が上手側から静かに現れます。みんな上着を着て、カンカン帽をかぶって、上手側で斜めに並んで踊ります。玉野さんが去ると、他の人は舞台前面に1列に並んで踊り、ポーズ。このとき、なにげない平沢さんのポーズがすごく素敵なところがあって…上半身をおじぎをするように前に折り、斜め後ろにさっとあげた左手がすごく綺麗で…好きなんです(^^)

このあと、慈英さんと本間さんがそれぞれ、下手端、上手端で交互に歌い、センターに来てタップします。そのとき、舞台後ろでは、台の上に平沢さんと藤浦さん、台の前に女性達が並んで曲にあわせてポーズをとってました。ポーズはフォッシー風。(ポーズをとる平沢さん、かっこいい!)

そして全員が前に出てきて1列になったときに、玉野さんがすっと下手袖から出てきて参加。このとき慈英さんは後ろの台上にいます。

I Gotcha
さて「アイガッチャ」、聞きなれたメロディーが流れてきます。平沢さんと藤浦さんがすっと袖に入って上着を脱いで帽子をボウラーハットに替えてすぐに現れ、ひとしきり踊ります。(振付はShoes On!3のときと基本的に同じ、いいところだけ抜粋したって感じらしいです。)セクシーでかっこいいぃっ。あのシースルーの衣装で踊っていたのを思い出しますねぇ(^^)

しかし女性達は後ろで、ふたりが踊るのを見ながら指をさしたりして、なにやらこそこそ。そして、握手をしようとする男ふたりを制しておもむろに歌いだす高谷さん。

「あんたらほんまはコレちゃう?」
コレ…っちゅうのはですねぇ(^^;手のポーズ付きだったんですが…次の歌詞でわかるかな?
「女に興味ないんちゃう?」

そんなわけで、「それなら私が教えてあげる!男と女の楽しみ方」…という歌なわけですが、この関西弁の高谷さんの歌がなんかツボ(笑)
途中で下手袖からバーが登場し、平沢さんと藤浦さんが持つのですが、ラストはそのバーに高谷さんがあごをぶつけてひとこと。
「イタッチャ!」
初見のときわたしはひょっとして高谷さん、リンボーダンスするのかと思いました(^^;

Big Spender
バーの傍に女性達が寄ってきて、ブラウスの前をはだけるとラメのブラがちらり。はすっぱな感じでセクシーにポーズを決めて歌いだします。あら、なんだかかっこいい。とくに北村さんがかっこいい…(^^)
平沢さんと藤浦さんはバーを持ったまま。慈英さんが、金持ちでセクシーな男性達、玉野さんと本間さんをつれてきて女性達にアピール。玉野さんと本間さんがそれぞれぶっとい葉巻を吸いつつ、金持ちぶりを誇示。そして上着の前をあけると、そこにはきんきらきんの超幅広サスペンダーが(^^;…はい、「Big Suspender」でした。
平沢さんと藤浦さんはちょっと歌いつつ、バーを持って帰ります。女性達は上手端に移動して色っぽくポーズを決めて終わりです。

Steam Heat
慈英さんが上手側からボウラーハットをふたつかぶり、ベストを持って現れ、北村さんに渡します。後ろを向いてベストを着る北村さん。帽子を受け取り踊り始めると同時に、玉野さんと本間さんが上手袖からすっと現れ、一緒に踊りながら下手側に移動。玉野さん、本間さんは上着を着ているのですが、さっきのビッグサスペンダーがちらっと見えててなんだか楽しいです(笑)。ふたりが袖に入ると入れ替わりに下手側から平沢さんと藤浦さんが帽子とベスト姿で現れます。やはり踊りながら上手側に移動すると、女性3人がまた現れ、北村さんがメインの6人のダンスになります。ここも楽しくて好きな場面です(^^)。ラストはセンターで全員ポーズ。暗転。

A Shine On Your Shoes
Our Favorite Son

定番の場面。
ベスト姿で両手に白い手袋をした玉野さんがひとり前に出てきて、タップを踏みます。やっぱりかっこいい…。
チップのついた手袋で、両手両足をつかったタップ。
同じくベスト姿、白い手袋の本間さんが下手袖からさりげなく現れて、玉野さんを見ています。ライバル登場ってところ。
玉野さんに誘われ、本間さんもタップ。ここは二人の対決って感じ。やっぱりカッコイイ…(^^)
そんなことをしている間に他の人も、同じくベスト姿に白い手袋でわらわらと登場。ちょっとふたりにちょっかいを出したりしつつスタンバイ。
後ろにはカンカン帽が置かれたベンチ(箱を並べたものですが)をセッティングし用意が整うと、全員が前面に一列に並び全員のダンスになります。
このナンバー楽しい。途中からベンチに座ってラインダンス。前回同様慈英さんのお遊びや顔芸(笑)も盛り込まれています。全員カンカン帽を被って、また、ダンスの小道具として使います。テンポ良く、全員の息のあった楽しいナンバーです。
M18 スウィングしなきゃ
I DON'T MEAN A THING

振付:玉野和紀
出演:川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平沢智、玉野和紀、北村岳子、高谷あゆみ、田中ちなみ、西條三恵
大きく盛りあがってタップメドレーは終わり、立って帽子、手袋を箱の中に片付けたみなさんは舞台前のほうに出てきて、暗い中、舞台中央のサスに集まって円陣となります。玉野さんの「I DON'T MEAN A THING!」の声、そして靴音から次のナンバーが始まります。
ここも好き。音楽高まるとともに、明るくなって全員の歌とダンス。ここも定番の場面です。途中で玉野さんのタップソロもあり他のメンバーは後ろではしゃぐって感じ(^^)。
大きく盛りあがって曲が終わると、いったん暗転。
カーテンコール
M19 スウィングしなきゃ
I DON'T MEAN A THING

振付:玉野和紀
出演:川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平沢智、玉野和紀、北村岳子、高谷あゆみ、田中ちなみ、西條三恵
舞台明るくなると、全員が1列に並んで手をつないで挨拶の後、ミュージシャン、キャスト全員をひとりづつ紹介。まず男性5人がバンドのみなさんをひとりづつ紹介し、その後、キャスト。慈英さんがみんなを紹介し、最後に慈英さんを玉野さんが紹介するというものでした。キャストはそれぞれ関係のあった曲と共に紹介されます。
平沢さんは「大きな古時計」を歌いながら登場するのですが、初日だったかな?2日目だったかな?客席がとってもウケて、なんだか平沢さんうれしそうだった(^^)。いつからかは知りませんが、大阪、名古屋では、平沢さん、バンドさんを指揮してから歌い出すという念の入れようになっていましたねー(笑)
そして座る前に次の高谷さんをちょっとエスコートして踊るんですよね。

さて。全員の紹介が終わると続いて、全員の歌とダンス、客席も手拍子で参加のカーテンコール。やはり定番の「スウィングしなきゃ」。
ラストの「one more time!」は日替わりでいろんな人がいろんな言い方で(笑)言うようになってましたね。
拍手の中、キャストのみなさんは手をふりつつ退場します。
M20 ザッツ・シューズ・オンズ・ウェイ
THAT'S HOW YOU JAZZ

振付:玉野和紀
出演:川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平沢智、玉野和紀、北村岳子、高谷あゆみ、田中ちなみ、西條三恵
続く拍手の中、再度現れたみなさんは上着を着ています。全員での歌とタップ。この曲はオープニングと同じ曲ですね。歌詞は違ってたかもしれません(そこまで覚えてない(^^;)。客席も手拍子にて大盛りあがりの中、Shoes On!4のステージは終わります。
博品館の千秋楽、大阪公演ではこのあとまた「スウィングしなきゃ」が繰り返されました。大阪公演では、いつまで果てしなく続く「One more time!」。とっても盛りあがりました。いや〜、楽しかった。でもキャストのみなさんホント〜にお疲れさまでした!

公演について感想やコメントをくださったみなさん、どうもありがとうございました。とっても助かりました(^^)
それから、ここまでわたしの長い感想を読んでくださった方へ。ありがとうございます。いい加減なことを書いているところとか、間違ったことを書いているところに気がつかれたらぜひ教えてくださいね。感想もいつでもお待ちしております! 《2003.1.13》


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