THE TAP SHOW

Shoes On!7 FINAL

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内容の詳細とわたしの感想です。内容説明はあくまでも舞台を観たわたしの印象と記憶と解釈によるものです。実際の脚本や演出の意図とは異なるかもしれません。その点をご了承のうえお読みください。ご意見ご感想(苦情でも)がありましたらメールにてお願いします。間違ってることを書いてたらぜひぜひ教えてくださいね!(参考資料:パンフレット)

M1 ザッツ・ハウ・ユウ・ジャズ〜オープニングメドレー
THAT'S HOW YOU JAZZ
ALL THAT JAZZ
I WANNA BE A DANCING MAN
MAGIC TO DO

振付:玉野和紀、本間憲一
出演:川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平澤智、玉野和紀、北村岳子、岡千絵、畠山眞葵
オープニングは、昨年と同じ板付き、同じ並び方からスタート。センターのピアノの台の上、ピアノの荻野さんの側に立った慈英さんが、いつものように「Welcome! We are the Shoes On!」(で、あってるかしら?)と挨拶し、「いつものとおりね」って油断していたら、いきなりタップメドレーになってしまい「ををを!」(笑)
このM1の衣裳、このところずっと同じでしたが、今年は黒のシャツの前にピンクの光物の縦ラインが入っている新調の衣裳でしたね。女性は3人ともデザインの違う黒のドレスです。この衣裳の場面は@niftyのシアターフォーラムに写真が載ってます。
いつもなら、ひとりひとりメンバー紹介(?)があり(昨年までのページを参照してください)、それから全員の歌とダンスになるのですけれど、今年はいきなりダンスです。ひとしきり「THAT'S HOW YOU JAZZ」で踊ったあとに、男性たちは退場し、女性3人のパワフルな歌とダンス「ALL THAT JAZZ」になります。
そして、男性達は白い上着に白い帽子をかぶって登場、女性たちの上着も持ってきます。そして次のナンバー「I WANNA BE A DANCING MAN」「MAGIC TO DO」。このナンバーの途中で、片手を帽子のそえ、片方の腕を後ろに伸ばした横向きのポーズをとる平澤さんに「か、かっこいい!!」「その手の表情が素敵ーっっ。きゃーっ!!!」と、ここで一気に気分盛り上がってしまいました。 ちょっとポーズとっただけで、こんなに盛り上がれるとは、やっぱりファンなんだ〜〜と思い知る瞬間ですね(笑)ほんと、幸せなことです。
この2曲はどこかで聴いた観た…と記憶と記録をたどってみると、Shoes On!4のタップメドレーにありましたね。そういえば、このときも平澤さんのポーズがかっこいい〜とか言ってたんだった(笑)

最後には、また帽子と上着をとり、THAT'S HOW YOU JAZZに戻っていつものように決めポーズで終わりなのですが、ここでいったん暗転になったあと、慈英さんと平澤さん以外の人はそのまま舞台に残って、スローテンポなALL THAT JAZZの曲に合わせてタップ。この場面、シアターフォーラムに写真載ってました。
M2 WALLY & POLLY〜ふたりはベストフレンド
HEAVENLY MUSIC

詞:ウォーリーとポーリー
振付:川平慈英
出演:川平慈英、平澤智
暗転のあと、キャスターのついたおもちゃ箱をガラガラと押しながらセンターのスポットに現れる人。黄色に紫の水玉模様の上着、黒の蝶ネクタイ、赤いズボン。丸い黒ブチめがね。ここまでは定番ですが、今年はなぜか頭には赤い薔薇。Shoes On!ではすっかりおなじみ、ウォーリー(平澤さん)です。おもちゃ箱から豚のぬいぐるみを取り出し、おもむろに「お〜お〜きなのっぽのふるどけい〜〜〜〜」と気持ちよさそうに歌い、手に持ったぬいぐるみを両手でぎゅっぎゅと押しながら「ぶーぶー」。
すると同じ格好の人がもう一人下手袖からたったったったと現れます。こちらもおなじみ、ポーリー(慈英さん)です。ポーリーはズボンが半ズボンです。靴下は黄色に★模様でした。なぜか片一方の靴下がずり下がってます。そしてポーリーはウォーリーのよりも倍くらい大きな薔薇の花を頭につけています。二人とも妙にかわいいです(笑)すぐとっちゃうんですが。

今年のウォーリー&ポーリー、基本の構成は去年とほぼ同じ。日本とアメリカで擬音の表現方法が違うってことをテーマに、おもちゃ箱から取り出したぬいぐるみを使い、あの絶妙の間と動きでもって、爆笑漫才(ちょっと違う?)を繰り広げ、最後にふたりの歌と踊り。
しかし基本的な流れがいちおう決まっている程度で台本はないらしく、ほとんどアドリブで展開されていくためか、毎回新鮮。観るたびに違ってるもんね。

今回はニューバージョンとして、動物以外のもの、はさみで切るときの音「チョキチョキ」VS「ZIP ZAP」と、野球でホームランを打ったときの音と解説者の叫び(ちょっと違うような気も(笑))「ホーーーームラン!!」VS「サヨナーラー!」、銃を撃つ音「バンバン」VS「BANG BANG」、マシンガンを撃つ音(すみません、文字で表現できません)が取り入れられていました。
それからニューバージョンのひとつに「真っ赤なブラジャー」がありました。ウォーリーったら、おもちゃ箱から取り出したブラジャーを服の上からつけて、慌ててとんできたポーリーにとめられますが、ウォーリーはすっかり開き直っていて「I'm fourty one!」。だからね、41歳なんだからね、恥ずかしいでしょ?(笑)いやたとえば35歳ならいいかというと、そうでもないし、24歳ならいいかというと…もっと悪いような気がする(笑)まあそんなことはどうでもよくて。
そのブラジャーをつけて表現する擬音というのが、ウォーリー曰く「ボイン、ボイン」(なんじゃそりゃ)
それを聞いたポーリーは違うという。だったら何なの?と聞くウォーリー。おもむろに答えるポーリー。
「バズーカ・バズーカ」(ますますなんじゃそりゃ!)

その瞬間、ウォーリーはポーリーの首を抱えて投げ飛ばすのでした。前も思ったのだけれど、いきおいよく持ち上げるのだけど、落とすときはそーっとやってて、愛を感じます(笑)。
怒ったウォーリーはブラジャーを床にたたきつけて、去っていこうとします。が、捨てたブラジャーを拾ってポケットに隠匿するウォーリー(笑)
「持って行くのかよ!」とポーリーに突っ込まれてます。
おいすがるポーリーになだめられてウォーリーは気を取り直し、お互いに「バズーカバズーカ」「ボインボイン」と認め合う二人。
それにしてもこのブラジャー、とってもBIGサイズだなぁ(笑)

さて、ここからはポーリーの擬音講座です。
ポーリーが客席を指導して、さあ!ってときにウォーリーがすかさず(客席に一瞬先んじて)言ってしまうもんだから、ポーリーは客席とのコミュニケーションがとれません(笑)
ウォーリーはね、ポーリーが客席とだけ遊ぼうとしてるのが寂しいみたいだよ(笑)
文章であの面白さを表現するのは非常に難しいですねぇ。間が絶妙といいますか、あの間と勢いはすごいです。ほんと素晴らしい!

やってることは昨年とさほど変わらずワンパターンなのに(歌詞は違うけど曲も昨年と同じ)、今回も爆笑。
ウォーリーったら相変わらずキュートなのよ!
年代によってウケるギャグが違うと思うんですけど、ウォーリーがマシンガンを連射して一言「カ・イ・カ・ン…」
これに爆笑してしまった人、同年代(もしくはそれより上)でございますね(笑)
薬師丸ひろ子さんが少女だった頃(笑)「セーラー服と機関銃」という映画がありましてね。詳細知りたい人は、レンタルビデオででも見てください。

ポーリーが言うのは「I feel good…」
「カ・イ・カ・ン…」の英語バージョンですね。
ロバート・デ・ニーロの台詞らしいです。デ・ニーロは渋くて演技派な俳優さんですが、これは元ネタわからない。何の映画でしょうか?この「I feel good」はその後も何度も出てきます。今回のポイントのひとつです。この「I feel good」、ポーリーはデ・ニーロの真似(なのか?(笑))で言うのですけど、ウォーリーの得意技(?)はロイヤルシェイクスピアカンパニーの真似(なのか?(笑))で、それらしき口調で「I fee−ーーーーl gooーーーーdッ!!」って叫びます。これ(ロイヤルシェイクスピアカンパニーの真似)って、高泉淳子さんとのステージ「シークレットクラブ」でも使われていたネタですよね。「シークレットクラブ」と「Shoes On!」はお互いに影響を受けあっているのだ(笑)

ウォーリーがだんだんキレたキャラクターになってきて、振り回されてポーリーはへろへろ(笑)このシリーズが始まった頃の二人の関係は、真面目に進めようとするウォーリーをおふざけなポーリーが邪魔をするって感じだったのに、今回後半ともなると、その関係は完全に逆転してますね(笑)。
それでも最初の週に観たときは大笑いはしつつもまだ普通(?)だったのだけど、1週間ぶりに観た14日の夜、ウォーリーはかなり変でした(笑)暴走するウォーリーをポーリーがなんとか軌道に乗せようと必死になるものの、手ごわいウォーリー。
ウォーリーの理屈だと、こうやって長い時間ちゃんと働いてギャラをいっぱいもらわないといけないから!ってことでしたが、おかげでこのコーナー時間が伸びすぎて、みんな怒ってるよ!とポーリー。
ポーリーが言うには、初日は上演時間2時間10分だったそうなんですが、今や2時間35分に至っているそうな。(そう言われてみればそうだな。)14日も15日もウォーリーは「スペシャルディ!」と叫んでいたと思う。わたしの記憶ごっちゃになっちゃってるんですが。とにかく爆笑しすぎてすこーんと抜けてしまいました(笑)

たしか博品館の千秋楽、「馬」のところで、ポーリ−が客席に「a horse」って説明すると、後ろでウォーリー、妙なリズムをとって両手で頭をぽんぽん叩きつつ「ア・ホース!ア・ホース!ア・ホース!」って踊るもんだから、客席爆笑。ウォーリーはずっとこんな調子で、しまいにポーリーがウォーリーに「Go home!」だったか「ハウス!」だったか忘れたんだけど、とにかく意味としては「帰れ!」って怒るの。怒られたウォーリーはいちおうしゅんとしておとなしく袖に入っていっちゃったのね。そしたら、その瞬間、客席からブーイング。「ええ〜っ!!(ウォーリー行っちゃうの〜?!)」っていう不満の声。ウォーリーが機嫌よく登場すると客席から拍手と歓声が。
ポーリー、「なんかムカツク〜!」(笑)
そりゃそうよね〜(笑)
そして、ますますウォーリーは絶好調になるのでした。ポーリーに「今日何か飲んでる?その薬俺もほしい」ってなことまで言われていた(笑)
…ということは、ウォーリーを手がつけられないほど調子に乗せたのは、観客ということになるのでは。。。
どうもすみませんでした(笑)

マシンガンのところで、ウォーリーが客席に向けて「ダダダダダ!ダダダダダ!」と撃ったあと、「カ・イ・カ・ン…」の一言を言いますが、千秋楽はその途中で盛り上がってしまって(どうしてかは忘れちゃいましたが)、言わないまま、舞台の奥のほうへ戻ってしまってたのよね。で、ポーリーとしばらく爆笑なやりとりしていて、ウォーリーったら急に指を口にあてて「しっ」
なんだろう?って思ってしーんとなった瞬間、ウォーリー「カ・イ・カ・ン!」(笑)
ポーリーに「今日、ひっぱるねぇ」って感心したようすで言われてました。

そうそう、14日の夜に、「ホームラン」のところで使うバットがばっきりと折れてしまいまして、会場中が「ああッ!!」って感じになったのだけど、ポーリーったら「また下で買ってくるから!」
翌日、バットは元通りになっており何事もなかったかのようでした。きっとスタッフさんが博品館のおもちゃ売り場で買ってきたのねぇ(笑)
こんな感じかなぁ。他にも面白いこといっぱいあったと思うんだけど。
そういえば、歌の途中で側転が入ったあと、ウォーリーはポーリーを抱えたままぐるぐるぐるぐる回しますよね。あの回転が日を追うごとに激しくなっていたような(笑)

しかし、この二人のコンビは本当に素晴らしいわ。むちゃくちゃやっているようで、ちゃんと相手のことをよーくわかっているからできるんだろうなって思います。お笑い系のバカなことやっているように見えて、実はとてもハードだし誰にでもできるもんじゃないんじゃないと思う。
大技に入る前にウォーリー平澤さんがポーリー慈英さんを、じっと見てちょいちょいっと手で合図するところがなんとも好きッ(笑)

ラストは去年と同じで、歌の最後にポーリーがウォーリーの肩にぽんと乗ってポーズで暗転。再び照明がついて二人で並んで挨拶。なんですけど、その挨拶が「I feel good」(笑)
ほんとに二人ともいい顔してますよね。観ているほうも、
I feel good!!
M3 今のあたし見てよ
IF MY FRIENDS COULD SEE ME NOW

振付:本間憲一
出演:北村岳子
大騒ぎのウォーリー&ポーリーの場面から、一転して大人の雰囲気の場面。暗転から明るくなると、センターのスポットにポーズをとる北村さん。輝くシルバーのスリップドレスに身をつつみ、華やかなソロ歌&タップの場面です。途中で両袖に手だけ登場する人あり。誰なのかな?玉野さんと本間さんかな?上手袖からはシルクハット、下手袖からはステッキを手渡されて、北村さんは歌い踊ります。ラストの決めポーズではなぜかスポットはセンターに当たっているのに、端の暗いところでポーズする北村さん…というオチもついてます(笑)センターに移動して仕切りなおしで、決めポーズ。北村さん、素敵です!
M4 ミー・アンド・マイ・シャドー
DANCIN' MAN(ME AND MY SHADOW)

振付:玉野和紀
出演:本間憲一、玉野和紀
玉野さんと本間さん二人のタップ競演「ミー・アンド・マイ・シャドー」、渋い、かっこいい場面です。左右で白黒に別れているスーツを着て、やはり白黒に分かれている帽子をかぶり、白、黒に塗られた椅子を使い、二人で鏡のようなタップダンスを繰り広げられます。これ、すごく面白い。
定番場面だったようなのですが、わたしは初めて観る場面なので、Shoes On!2までやっていたってことかな。二人ともかっこいい!
M5 楽しく行こうぜ
AIN'T NO SUNSHINE

振付:平澤智+千絵
出演:藤浦功一、平澤智、岡千絵、本間憲一
平澤さん、藤浦さん、岡さん3人のダンスです。平澤さん(+千絵さん)振付の「楽しく行こうぜ」(AIN'T NO SUNSHINE)。
これがねぇ、あなた!むちゃかっこいいのです。
ここがミュージカル誌の座談会で平澤さんが自分の見せ所として語っていたジャズダンスの場面ですね。
3人とも色とデザインが違うTシャツ(?)に男性二人はベスト(これも色と形が違う)で、スカーフのような大きめの布をポケットチーフのように飾っていて、シンプルながら粋な衣裳。岡さんは前がフリル仕立てになっているグリーンのシャツでスカーフはズボンのポケットのあたりについていたような。下は全員色違いのコーデュロイパンツじゃなかったかな?
平澤さんはTシャツがオレンジ(黄色かも)で、ズボンはこげ茶でした。ベストは黒だったかなあ?濃い色でしたね。それに帽子。帽子は平澤さんは黒だったんじゃないかな。藤浦さんは帽子がこげ茶だったと思う。ベストもこげ茶系(エンジかも)だったような。岡さんは帽子はかぶってなかったと思う。
3人とも踊りまくりです。
リフトもいろいろ。始まってすぐに、平澤さんが岡さんを持ちあげてぐるぐるっと回してました。途中、センターで藤浦さんと岡さんがリフトを決めている後ろで平澤さんはさりげなくひらりと側転を決めてたり( あまりにさりげなくて重力を感じさせないわねぇ)。あと、ぜんぜん手を使わずに、平澤さんの背中に藤浦さんが背中から乗っていってくるりと回転するのとか、さすがだなぁと惚れ惚れ。そのあと、平澤さんと藤浦さんが二人して岡さんをぐるりんと逆上がり状態(笑)で空中回転させるのですよね。

ひとしきり踊りまくったあとに、上手に集まってポーズをしていると、下手側に本間さん登場。本間さんは白シャツに黒のズボンというモノトーンな衣裳。タップします。3人が本間さんの周りに集まってきて、ちょっと絡み、またセンターに移動すると、本間さんはさりげなく去っていきます。そして3人でまたちょっと踊って決めポーズで暗転。
もっと観たぁぁい!!と叫びたくなるくらいかっこいいです。
衣裳の色の組み合わせに加えて照明の効果(けっこう暗めの赤系の照明。天井からのライトが赤から白、白から赤に左から右に順番に変化していったり…)で、ほんとに渋くてかっこいい場面となっています。
「かっこいい」という表現しかできない、自分の表現力のなさが悲しいくらいです。この場面が今回一押し。
こんな風にバリバリ踊りまくる平澤さんを観られるのは、このごろはShoes On!だけになっていましたから、やっぱりこのステージがなくなってしまうのは残念。個人的には年始の公演じゃなくて、別のもうちょっと観に行きやすい時期にまた別の形でやってほしいと切に願います。
ラストはセンターで3人が並んで顔を伏せ気味の決めポーズ、音楽もビシッと終わり。その瞬間に暗転です。
やっぱりかっこいいっ!
M6 タップ・タップ
TAP TAP

振付:本間憲一
出演:川平慈英
慈英さんのソロ歌とタップの場面。白シャツに黒のスーツというシンプルないでたちです。空に浮かんだ月に話かけるような優しい雰囲気の場面でした。ミュージカル誌の対談で慈英さんが語っておられた「フレンズ」で初めてやったというソロタップの場面がこれですよね。わたし「フレンズ」観てるんですよ。パンフレットの対談を読むと、「フレンズ」がこの「Shoes On!」が生まれるきっかけだったみたいですね。そういえばあれも福田陽一郎さんでしたね。
M7 アイ・ガット・リズム
I GOT RHYTHM

振付:玉野和紀
出演:川平慈英、藤浦功一、玉野和紀、北村岳子、岡千絵、畠山眞葵
定番の場面ですが、今回は「アルプスの少女ハイジ」バージョン。玉野ペーターと北村ハイジのタップと歌からスタートです。そのペーターとハイジ、よく観光地にあるような顔のところだけくり抜いてある看板なのですよ。顔だけ出して記念写真を撮ったりするやつね。なかなか笑えます。全員登場になると、男性は牛の着ぐるみで、女性は羊なんです。かわいいわねぇ(笑)
女性の足首にはかわいいフリンジつきの足首ウォーマーみたいなものがついてるんですけど、大阪公演のとき、畠山さんのが片方とれてしまって、ちょっと笑いをとってました。慈英さんは「うしっ」が決め台詞のようです(笑)そういえばニフティのインタビューの動画でもこの場面の牛の衣裳着てましたね!
M8 マイ・フレッド・アステア
SONG AND DANCE MAN

振付:本間憲一
出演:本間憲一、平澤智
本間さんと平澤さん二人でタップの場面「マイ・フレッド・アステア」です。
ひとり登場した本間さんがフレッドアステアについての思いを歌い、踊ります。でもこのとき本間さんはタップシューズじゃないんです。衣裳は黒燕尾。わたしはこの場面が好き。なんだか観ていてぽわっと幸せな気分になるのです。自然と顔がほころんでしまう。本間さんの歌とタップからはα波が出ているんじゃないかって思ってしまいます。ああ好きだなぁ。この場面、セットの電飾がブルーに光って、それが雰囲気ぴったりで、なんというか本間さんってブルーが似合う人だなぁとしみじみ思いました。
本間さんは舞台に置いてあったシルクハットを手にし、その中から砂をつかみ出して舞台の下手端っこにまきます。そして空になったシルクハットをかぶってその砂の上でタップするのです。ここの砂の音がなんだか心地よい。タップシューズじゃない靴で、砂をこする音と、床を踏む音。こんな暖かい音色で表現するタップ(っていうのかどうかは知りませんが)もあるのねって思いました。
踊り終わって拍手を受けていると、袖から、モップが投げつけられます。

そうよね、その砂、なんとかしないとね。本間さん、ささささっとモップで適当に掃除をしていると、袖から掃除機を抱えた平澤さんが登場。
衣裳は本間さんと同じ黒燕尾にシルクハット。平澤さんはタップシューズをはいてます。
ごーっと掃除機をかける平澤さん。そんな様子を見て、本間さんは袖に去ってしまいます。ぶちぶち言いながらひとりで掃除を続ける平澤さん。不満そうに掃除機かける平澤さんの姿ってキュートですよね(笑)そのとき客席から拍手が起こったときがあったのですが(博品館の千秋楽かな?)平澤さん、掃除機かける姿に拍手は不本意なようで(笑)、「いらんっ」って感じで、後ろ手にふりはらってました。それがまた笑いを誘ってましたけど(笑)
それなりに掃除が出来た頃、本間さんは靴をタップシューズに履き替えて戻ってきます。楽しそうな本間さん。

平澤さんは掃除機を片付け、本間さんと一緒にタップをしようと誘います。僕もフレッドアステアだよって。(ちょっと無理があるけど(笑))
本間さんがこんなのできる?ってお手本を見せて、それを平澤さんがやる。こういう場面、2年前のShoes On!5にもありましたね。
あのときは、どう見ても「それっていじめ?」(笑)って感じで、見ているほうも手に汗握る感じでしたが、今回の平澤さんは、実に堂々としたものです。本間さんとまったく同じようにできてるかどうかは別にして(笑)、平澤さんの表情だとか、態度がね、ぜんぜん違います。タップしているときも、本当にかっこよくなりましたよねぇーっ。(って思わず本人にも言ってしまいました。)
客席がどうしても平澤さんに同情的で、平澤さんがうまくできて拍手をもらったりすると、本間さんちょっといぢわるになって(笑)すんごい難しいステップを長く踏んだりするんだけど、そりゃー無理だよ、さとちゃん!(笑)
そういえば、平澤さん、大阪公演では爪先立ちの技(?)をマスターしていましたよ。そこだけしかしてなかったけど(笑)。でも、本間さんにほめてもらってました!

さて本間さんの指導(笑)が終わった後、二人は握手をして、音楽に合わせて二人でタップ。いったん終わって決めポーズで拍手をもらうのですが、再び早いテンポで音楽が始まり、またまたタップ、また決めポーズで拍手、これを2回くらいやって終わりかな。

本間さんはさっと上手側に去ってしまいますが、平澤さんが去る方向(下手側)から、玉野さんが登場します。 玉野さんがセンターに行こうとすると平澤さんがニコニコしてついてきて、もっとやりたそう。でも玉野さんに「じゃあ、もうちょっとやっていいよ」って言われても、平澤さん、結局何もやらずに去っていくのでした。わりとあっさり去っていくときもあったんだけど大阪公演では、玉野さんに「もう終わったでしょ」って言われても、平澤さん、自分の黒燕尾をさして「せっかくこれ着たし…」ってきらきらした目で(笑)玉野さんに訴えてました。玉野さんが「そう、じゃ、これできる?」ってやろうとしたら、平澤さんは「はい、あっでももうちょっと勉強してきますっ!」って言って走り去っていきました。なんだかかわいいわねぇ(ファンばか(笑))
M9 improvisation(タップとピアノの即興曲目)

振付:玉野和紀
出演:玉野和紀
玉野さんのソロ場面、ピアノの荻野さんと玉野さんの即興演奏の場面「improvisation(タップとピアノの即興曲目)」(ビストロ4W1H)です。
お客さんからリクエストをもらってその場で即興演奏&タップ。玉野さんが客席通路に降りていってお客さんからオーダーを聞いてきます。去年は「曲」をリクエストしてもらうというものでしたが、今回はお客さんに4W1Hを指定してもらう、つまり「いつ」「どこで」「誰が(これは玉野さんが)」「何を」「どうした」。「なぜ」はいらないんですね。
お客さんのリクエストがだんだん高度なというか無茶苦茶なものになっていったみたいなのです。タップで表現というよりは、お芝居仕立てになっていたかなあ(笑)
「いつ」は「春」とか「雨の日」とか「夏」なんかは普通ですが、「安土桃山時代」「江戸時代」とか(笑)。場所はどんなのがあったかなあ?「スキー場」「博品館劇場」「海」けっこう普通ですね。「歌舞伎町」ってのがあって、玉野さん、呼び込みをされるお芝居にて表現なさってました。あと「信州」を「そばを食べる」しぐさひとつで表現していて、これはウケました。「海でデートをして失恋をして新しい恋を始める」ってのがあって、なかなかドラマチックな芝居仕立てタップだったなあ。最後にはピアノの荻野さんに交際を申し込んでおられました(笑)
とにかくこの場面、見応え聴き応えあって面白かった。ピアニストの荻野さん&玉野さんの素晴らしい即興演奏場面でした。お客さんと玉野さんのやりとりも面白かったです。
M10 いつもおとなり
WHEN I'M BY YOUR SIDE

振付:本間憲一
出演:北村岳子、畠山眞葵
北村さんと畠山さんの「いつもお隣り」、これは去年の「Shoes On!6」で麻生さんと北村さんがされていた場面。大道芸が繰り広げられます。
北村さんと麻生さんは本当に雰囲気がそっくりで「鏡」という印象が強かったですが、畠山さんは北村さんよりかなり大柄なので、その体格の違いを生かした、また違う印象の面白い場面になっていました。やっていることはほとんど同じなんだけど、人が変われば印象も変わりますね。前回の内容についてはShoes On!6のページを参照いただくとして、今回は、鏡の向こうから畠山さんが登場して、北村さんに絡んでいくところでは、ジャグリング(というかお手玉)が取り入れられていました。北村さんがボール3つでお手玉をしているところに畠山さんが近づいていって、横取り(笑)するんですよ。おお〜すごい!

衣裳も去年はピエロの衣裳だったけど、今回はグリーンのタイツの足を見せた、ワンピース姿。 靴の甲の部分にぽわぽわした羽根飾りみたいなのがついてるんだけど、大阪公演のとき、畠山さんの飾りが両方ともとれてしまって、舞台上にぽつんぽつんと取り残されているのがけっこう目をひいてました(笑)
で、この場面、途中で北村さんがコマを落としてしまって、二人で投げて交換する大技が入らなくて残念だった!そういえば最初のお手玉でも落としてしまったため、畠山さんがお手玉を横取りするせっかくの技(?)が披露できなかった。ちょっと残念。そう思うと、大阪公演はけっこうハプニングの多い公演でしたね。靴の飾りは、終わってはけていくときに、拾って帰っていかれました。
M11 The Puppets'06 天国編〜俺たちタッピオン
BOHEMIAN RHAPSODY
WE ARE THE CHAMPIONS

振付:川平慈英
出演:川平慈英、本間憲一、藤浦功一、平澤智、玉野和紀、北村岳子、岡千絵、畠山眞葵
さて、お約束のパペッツです。
今回は、初見では「はあ?」な感じで、いったいこの人たちは何がしたいのか、何か意味があるのかもよくわかりませんでしたが、「そういう見方は間違っている」とある人に言われました(笑)。意味もなく面白いところをははははは!と笑って楽しみましょう。とにかく深く考えなければ笑えるのはたしかです。おバカな笑いに身をまかせましょう(笑)ほとんど宴会芸の世界です。

今回は、パペッツ全員、藤浦さんの運転でドライブ中、大事故を起こして全員死んでしまうところからスタートです。
死んでますので、全員「天使」の装いで登場。白タイツに、白レースつきのベビー服みたいな衣裳でして、背中にはキュートな羽、頭にはわっかがついてます。このわっかですが、玉野さんだけ小さいのよね。これもとくに意味はないそうです(笑)
はっきり言って、みなさんぜんぜん似合ってない(似合ってるほうが問題だが!)。似合ってないけど、妙に可愛い。(笑)

藤浦さんは実は、「ゴッド(God)」だったのでした。藤浦さんも同じ衣裳なんですが、背中に輝く文字で「G」と書かれていました。でもまだ階級の低い「B級ゴッド」で、上司の「スーパーゴッド」から使命を与えられて地上に遣わされていたのでした。
その使命とは、「パペッツをタップとコーラスのチャンピオン、「タッピオン」にすること」だそうな。
まあでも志半ばにして、不幸にも大事故を起こしてしまい、全員あの世ゆきになってしまいました。
その事故というのが、藤浦さんの居眠り運転によるもの、そしてなぜ眠かったかというと、前日スーパーゴッドと長電話していて、寝てなかったからというばかばかしい理由によるものだったので、藤浦ゴッドはさすがに申し訳なく思い、スーパーゴッドになんとかこいつらを生き返らせることはできないかお願いしてみた。
そしたら、一度だけチャンスをくれると言う。で、何をするのかというと、「天国と地獄ゲーム」をやって全員の団結力や熱意を見るのだそうです。右手が天国で、左手が地獄、藤浦さんが「天国足首、地獄は頭」と指示をすると、その通り、右手で足首を持ち、左手で頭を触るというのがルール。そのポーズや表情の可愛さも評価の対象とのこと。失敗すると、罰ゲームがあって、大きなボールをぶつけられるのです。 なんだかみんなうれしそうにやってますよね(笑)

「天国と地獄ゲーム」の罰ゲーム、いつからかは知りませんが、博品館公演の後半には、ボールをぶつける以外にも罰ゲームが増えていました。
どうやらその罰ゲームは慈英さんがすることに決まっているらしく(笑)

14日夜は「ラテンのリズムに乗って、Shoes On!の喜びを踊りで表現しろ」というもので、バンドのみなさんも乗ってきてラテンのリズムを刻み、参加されてました。
15日千秋楽には、「小さいボールを使って、パペッツのメンバーについて、ラップで表現しろ」で、最初慈英さんはボールを足でポンポンと操ってました(うまいので、客席から「ほぉー」と感心のため息が)が、途中からメンバーを表現するラップに。
並んでいる順番に、平澤さん、藤浦さん、本間さん、玉野さんの順に語られてゆきましたが、この内容がですね。主にメンバーの私生活についてと、過去の悪事(?)についてでしたね。このような公の場で語るにはふさわしくありませんので省略させていただきます(笑)…って、それでは観てない人がストレスたまりますよね。なのでちょっとだけ。
最初は平澤さんについて。「ひら、ひら、ひらは41歳。」(ラップ調で読んでね)で始まって、平澤さんの普段の顔は、マイホームパパなのね!って内容でしたねぇ。平澤さん、あまりの具体的な内容(笑)に慌てて、途中で「おい!」って怒ってみたりしてましたけど、あきらめて「続けろ!」って叫んでました。あー、千秋楽観た人で、ひょっとして幻滅しちゃった人いません〜?(笑)あ、でも幻滅してファン引退していたらこんなところ読んでないよね。
ま、いいか!(笑)
藤浦さんについては、以前犯したとある「器物損壊」についてでした。公共物を破壊してはいけませんね(笑)。何年前のことなのかは知りませんが…きっともう時効よね(笑)ということにしておこう。慈英さんは、そのときの藤浦さんがとても「イイ顔」をしていたのを見逃さなかったそうな。
本間さんについては、「次はさっちゃん、さっちゃん!さっちゃんは憲一(けんいち)だけど、僕達にはさっちゃん。」
なんだか童謡の「さっちゃん」みたい(笑)
最後に玉野さん。玉野さんについては最近された高額なお買い物について。それを言われて玉野さん、ちょっと顔がこわばってました(笑)。えー!すごーいって思ったけど、「ローン地獄」なんだそうな。玉野さん、これからの人生がんばってくださいね〜!

慈英さんは「おまえ、よくもこんなプライベートなことばっかり…」ってみんなに怒られてました(笑) これ以上の具体的な内容は差し控えさせていただきますので、どうしても知りたい方はメールください(笑)

天国と地獄ゲーム、14日か15日かごっちゃになっていますが、「天国右耳、地獄が左耳」っていう回があって、全員が両手で両耳を持ってひっぱってるもんだから、藤浦ゴッドが本間さんに「みんな、君みたいになってるね」(笑)
ほんとだわー(笑)とくに平澤さんの耳が大きかったです。本間さんの耳は全体的に丸い形で立体的に大きいのだけれども、平澤さんは耳が縦に大きい(というか、本間さんみたいに立体的じゃないというか。いつも福耳よねぇって思って見てるんだけど)ので左右にひっぱったら、ほんとに本間さんの耳みたい(笑)

それから、問題のほうは忘れてしまったんだけど、藤浦ゴッドに「可愛くない」と判定されて、平澤さんが罰ゲームになった回がありました。でも平澤さん、うれしげにボールを受けてはいたものの、その判定については不満だったみたいで、その後何回も「俺だって可愛いぞー」とか「俺だって可愛いところもあるんだ!」と訴えていました。この「俺だってかわいい」は大阪公演でも登場してました。
それから、博品館の千秋楽、藤浦ゴッドの力でみんなが吹き飛ばされる場面で、平澤さんがいつまでもくるくるくるくるしかも速い回転を続けてて、今日はなんだか絶好調ねーと思いました(笑)

さて、ひとしきりそのゲームをやるんですけど、そのうちスーパーゴッドから電話がかかってきて、藤浦ゴッドが電話をとります。これがね。藤浦さん靴を片っ方脱いで頭の上の載せるんです。なんか妙におかしくて(笑) ちなみに、靴は全員白の体育館シューズみたいな靴(あれってバレエシューズ?)なんですけど、藤浦さんだけ、つま先にゴールドのラインが入ってました。細かいわね。
その電話でスーパーゴッドが言うには「ぜんぜんだめ」。藤浦ゴッドはA級ゴッドにはなれないし、パペッツのメンバーは生き返ることができない。
このあたりで平澤さんが藤浦さんに「JAC魂」を語るところ。「アイロンかけやったこともあったよな…」って言ったり、ちょっとバリエーションができてましたね。このときに、突き飛ばされて倒れた藤浦さんが、ビデオの巻き戻しのようにそのまんま戻ってくる身体能力って、すごいですよね。さすが元JAC!

さて、あまりの仕打ちにみんなショックを受けてスーパーゴッドに抗議しますが、聞き入れてもらえない。そこで、歌(BOHEMIAN PHAPSODYの替え歌)に突入します。
女性陣3人も登場し、みんなでコーラス。女性達はセンターの台の上に立ち、藤浦さん以外の男性は下手端っこに並んで歌います。

歌詞は詳しくは覚えていませんが、どうやらなりたいものや、やりたいこと、夢や希望を語っていたような。平澤さんがさっと袖に入っていくから何かなって思ってたら、出てきたときには、カリメロのかぶりものをかぶってて「なりたいもの」は「カリメロ!カリメロ!」って歌うの。おかしすぎ!(笑)
これは元の歌の歌詞が「ガリレオ」って言うところなんですよね。
その次にまた袖に入っていったと思ったら、平澤さんはなにか看板のようなものを持って出てきて、「住みたい場所」で「オオミヤ!オオミヤ!」、その看板には「大宮駅から徒歩7分、南向き、日当たり良好、タップOK、6万8千円」、築3年で間取りは3DKの、魅力的な物件が(笑)
わたしは「タップOK」にひそかにウケてました。そうなのか。タップOKということは、フローリングの床が特別仕様で防音も完璧なのね、それで6万8千円なんて安いんじゃないの!(笑)ただ、大宮駅がどういうところかまで関西人なわたしにはわからなかったので、はたして本当に良物件なのかどうかは判断できませんでした。
(ちなみにこの部分の元歌詞は「マンマ・ミーア!」)
大阪公演では、「ニシノミヤ!」になってました。
看板もちゃんと書き換えられており、「西ノ宮駅から徒歩7分」でした。
これは意表をつかれて爆笑でしたねぇ。
そうくるか〜!
でもわたしは住むならJRの西ノ宮駅より、阪急沿線の西宮北口駅近くのほうが便利でいいなぁ(笑)
名古屋ではどうなるのかなあって思っていましたが、やっぱり「西ノ宮」だったらしい。

このコーラスに入る前に、ちょっとバレエのレッスン風景のようなダンス場面が繰り広げられます。藤浦ゴッドが前で歌って残りの4人が後ろで踊るという形だったかと。。
玉野さんがまじめな顔して両手を広げて座り、その玉野さんの両手をバーに見立ててバレエのレッスンをする3人が妙におかしい(笑)そういえば、平澤さんが去年の11月にバレエ公演に出演されたとき、本番では踊りはほとんどなかったんだけど、バレエのレッスンは受けてたんだって言ってましたよねぇ。その経験が活かされたのかしら(笑)

次に玉野さんが「可愛い付き人つけたい」と歌い、この希望は聞き入れてもらえるようですが、慈英さんが「楽屋にサウナとカウンターバー」と歌うと「言いすぎだ!」「この欲張り!」ってみんなに歌われて、加えて「顔が濃い」と責められます。いやーほんと笑える歌でした。

さてこのあと、パペッツのメンバーが天使の衣裳を脱ぎ捨てて再び登場すると、上半身は白のタンクトップ(というか、ランニングシャツ)で胸毛が黒々。この胸毛が、玉野さんは普通に濃い胸毛、本間さんは耳の形、藤浦さんはたぶん「炎」という文字(?)、慈英さんはひらがなで「こい」、平澤さんは「平」って書いてありました。
下半身は、白タイツに全員色違いのボクサーパンツ(じゃなくて短パンって感じだな)でした。色はいつもどおり(?)藤浦さんが赤、本間さんが青、玉野さんがピンク、慈英さんが黄色、平澤さんが緑。で、そのパンツの前にですね、なぜか靴裏がついているのです。これも玉野さんだけ小さいんですけど(笑)
みんなで歌う歌詞にもありましたが、「こ〜の靴がここ〜にあるのはなぜ〜!?」ですよ(笑)
ま、あまり深く考えないほうがいいですね。
その下半身はともかくとして、ランニング姿の平澤さんがたくましくて素敵だわとか思っているようじゃ、病気ですね(笑)
はははははっ。
とにかくこういう姿でQUEENのWE ARE THE CHAMPIONS(の替え歌)を熱唱。この姿は今は亡きフレディーマーキュリーをイメージしているのだそうです。そうなのね、この胸毛もランニングシャツも深い意味があったのね(笑)
そんなこんなで歌が終わって最後、パペッツのみなさんは左手を高々とあげ、右手を腰に仁王立ちになり舞台前面にずらりと並んだまま、暗転になるんですけど、暗い中、その靴裏がそれぞれの色に縁取りをされて輪郭が光るのです。
凝ったことするわねぇ(笑)
さっき右手を腰にやったときに、スイッチ入れてたみたいですね。もう一度照明がつくと、みなさんはやはり仁王立ちのまま、こんどは両手を胸の前に腕組をして、しぶい表情で決めてます。もういちど暗転になって終わりです。
暗転の中、みなさん袖にはけるんですが、輪郭の光る靴が横に移動していくのがまた面白かったです(笑)

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