|
グリーンピアせとうちのオープニングイベントとして行われた広島公演は本公演とは違い短縮版。どういう公演だったか何もわからなかったので、I さんが観に行かれたということを知り、教えていただけませんか？とお願いしたところ、快く観劇レポートを書いてくださいました。 短縮版は休憩なしの80分くらい。コンサート版というだけあってミュージカルナンバーを中心に、お芝居の部分が省略され、その部分は本公演にはない「ナレーション」で説明されたとのことです。 なお、ナレーションはＴＳ公演ではおなじみの川本昭彦さんによる録音です。川本さんの語るナレーション、さぞ面白かっただろうなぁ（笑）聞きたかった！ ミュージカルナンバーのうち、ソロの歌でやらなかったのがキムの「私の商品価値」だけ、TIMESの歌は２曲ぐらいやらなかっただけで、その他の歌とダンスは本公演通り、衣裳も同じ。冒頭のウエディングドレスはなかったそうです。また、TIMESが次の役の関係で舞台には２人しか出ていないところがありましたが、歌は裏で歌っていたようだったとのことです。 さて、ではＩ さんの広島公演観劇レポートです。Ｉ さんは実は「ミス再婚」に出演されている役者さんのファンなのですが、どなたのファンなのか、読めばわかるかなぁと思いますので…ここではあえて書きません（笑） |
Miss Saikon 広島公演観劇レポート by I さん
-本編-
|
ホテルの大部屋、四角いテーブルが並んでいるようなところで食事をしてからイベントホールのようなところに場所を移して観劇。 センターと両サイドの３ブロックに別れ椅子が並べられている会場でした。 ＫかＬ列ぐらいまでで横は２０ぐらいだったと思います。 舞台のセットはテーブルになる部分をはずしたドア三つのセットと本公演でも使っていた白い四角い箱。 開演前のアナウンス〜短縮バージョンでお届け致します為、開演前にお配りしたパンフレットに書かれているあ・ら・す・じをお読みいただけるともっともっと楽しむことができます！〜 オープニングのウエディングドレスはなしで、「ＮＥＸＴ ＤＯＯＲT」〜本編通りダンス。本当に狭い舞台なので大変そうでした。 ナレーションで多国籍和風薬膳的家庭料理レストラン「かくれ家」で働く二人の紹介。二人の相性は水と油の関係であると…。それぞれが「桐ヶ谷俊介」「高嶺礼子」と名乗り「ＨＯＷ ＴＯ・・・」へ。 そこへ希美が入って来たところでナレーション。相手もいないのに再婚したいと礼子に愚痴る希美。 そして「ああ結婚」へ。 キムが「Ｗｈｙキムどうして〜♪」と入って来てナレーション。 韓国ナンバー1を誇るキムソン電気の二代目社長。「キム・カンミン」と自己紹介。続けてナレーション。典型的なボンボンタイプ。自分の会社が買収されそうになっているのに誰も教えてくれない〜と嘆いている彼にアドバイスをする希美。 ♪「必要とされない僕」〜25％株を購入した会社は？ゲットコーポレーション〜「Ｍ＆Ａ」へ。 後藤さんはいつもの真っ黒衣装にサングラス。舞台から客席に降りてきていつもの灰皿とタバコを持ってお客さん攻撃(笑)。あの大きな丸い円グラフも最前の客席前で持って踊っていました。 そしてナレーション。企業再生するのはあなたしかいないとキムに自信を持たせ、乗っ取りの防衛手段として新株予約券の発行を薦め、会社・社長の存在理由をもう一度考えてほしいと励ますのです。 「存在」「自分の存在(社会のために)」へ。 ナレーション。誰にでもある過去現在未来・・・私たちは何に縛られて生きているのでしょうか。そして希美の人生・・・「過去・現在・未来T」へ。 ただし、パソコンを打っている音をタップで表すところと、希美〜♪の静かな歌のところもカットされており、アップテンポになった過去現在未来〜♪のところから歌いだす。本公演通りタップ・踊りあり。最後の平澤さんだけ多くタップをやってしまうところでは、笑ってしまったり、ごめんって謝っていたりでした。 続けて「ライフプラン」へ。キムさんからの電話〜ハウス(笑)まで本公演通り。 そこへナレーション。デートの約束をして有頂天の希美は店にやってきた占い師「フォーチュン・テリー」(安崎さん自分で名乗る)に今度こそ結婚できるかと占ってもらいます。 お任せくだチャイ！ 「フォーチュン・テリング」へ。いつもの衣装に踊りつき。 その後は フ「ずばり言うわよ。」 希美「フォーチュンテリー先生。私明日勝負に出たいんです。」 フ「よっしゃー。そんじゃーこれ、しあわせカムカム小僧ね。はい３万円」 希美「はい、３万円。ありがとうございました」 と、すごい短縮でした。 そしてすぐ「セレブな未来」へ。 キムとのデートの場面（ピンクのドレス）はなし。 ナレーション。カムカム小僧をぶら下げてキムとのデートに心弾む希美でしたが、彼が求めたのは社長付メンタルトレーナーで仕事上のパートナーでした。また再婚を逃した希美は・・・ 「哀しきミス再婚」へ(TIMESは安崎さんとパクさん) ナレーション。そこへまた新たな男性出現。ゲットコーポレーションの社長、「後藤慶太」(平澤さん自分で名乗る)自信過剰タイプの男に戸惑う希美さ〜〜〜ん。 一緒にキムソン電気を乗っ取らないか。「社会悪」へ。 お約束通りの、マイケルジャクソンのつもり？少年隊のヒガシ。 どうすんの、本当にトラブルがきちゃった。占いがドンピシャ。(トラブルがくるって占い師からは言われたことは説明ないのに・・・)「トラブル」へ。 「ＮＥＸＴ ＤＯＯＲU」本公演通りダンス有り。 ３日後、人生のパートナーとしての申込をされ揺れ動く希美ですが・・・ 「インスピレーション」「ゲーム」へ（本公演通り） 「哀しきミス再婚」へ(TIMESは安崎さんとパクさん) ナレーション。またもや再婚を見逃してしょげている希美に俊介らしーい忠告。そして典型的負け犬タイプの礼子も希美に妹らしい意見をするのです。 俊介がスーパーで〜のところからの台詞で「いつまでもあると思うな旬の時期」 礼子の「負け犬の条件」「愛してみたら？」へ。 ナレーション。そこへ礼子がカウンセリングしてほしいと紹介した男性がやってきます。3人目の男性に密かに期待する希美ですが、「会って驚く為五郎〜〜〜」彼はフォーチュン・テリーこと「君島彰」(安崎さん自分で名乗る)人生破滅型タイプの彰の悩みを聞くことに・・・ギャンブル、ギャンブル、賭け事〜 （本公演通り）「下り坂」「クレジットカードの恐怖」へ。でっかいアトムカードも出てきました(笑)。 ナレーション。一世一代のビギナーズラックが出なければ人生「永遠の負け犬」で終わるという彰を見て希美は自分の存在理由を悟ります。世の中にこんなに悩んでいる人がいる・・・その人たちの為に何かできることがある・・・「永遠の負け犬」へ。 ３００万円あなたに投資するわ、馬鹿みたいなことしてみたくなったと言って〜銀行へ。ドアから出て行く。 ナレーション。希美はこれを最後のギャンブルにすることを条件に昔株でもうけた３００万円を全額彰に投資すると申し出ます。そしてギャンブルのパートナーとして付き合いますが案の定負けっぱなし。とうとう最後の１００万を競馬につぎ込みます。 「ギャンブル三昧」へ。 （本公演通り、ホワイトナイトにビギナーズラックが） 希美の台詞から「マイライフ」へ。光り放つドアに向かって消えていく。 TIMESの衣装でパクさん・平澤さん・安崎さん・新納さん・成瀬さん、そして香寿さんみんなで大合唱。 後半みんな客席に降りてきてまた舞台に戻る。 着替えなしで一人一人出てきて「マイライフ」サビを合唱。バンドの紹介。 カーテンコールで香寿さんの挨拶が終わると同時に「セレブな未来」の音楽が。 みんなでラレラレラレラ〜と歌いながら客席に下りてきてそのまま後ろの扉から出て行ってしまい終了でした。 |
-ハプニング編-
|
まず前夜祭でハプニングが…フォーチュン・テリーの大事なカムカム小僧が…ポケットにない！踊っているうちに落ちてしまったようで、サングラスをかけているので見づらい中探していると、後ろのほうからポーンと投げられてきてホッと言う場面が(爆笑)。 翌日、本公演１回目では３人で歌う過去・現在・未来で平澤さんが１人タップをやってしまうところで新納さんと平澤さんが笑うツボに入ってしまったらしく笑っちゃって、安崎さんが「もしもし？」と声かけて歌い出してました。 最後に香寿さんがご挨拶をするのですが、「安浦町に〜」と言うところ「浦安町に〜」と言ってしまい、思わずオイッここは千葉か！と私は突っ込みそうになりました(笑)。 ２回目公演ではフォーチュン・テリーの踊りが終わって決めのポーズに激しく滑り込んで勢い余って帽子が吹っ飛んでしまったり(帽子が落ちたことは博品館でもありましたが)、他にも平澤さんが歌うところで演奏の音が外れたり、生ならではのハプニングがありました。 |
|
Ｉ さん、ありがとうございました！ さあ、ここまで読まれたみなさん。 Ｉ さんがどなたのファンなのかわかりました？ わかりましたよね。 この写真はＩ さん手作りのお人形です。 「しあわせカムカム小僧」じゃないですけれど（笑） なんだか持ってたら幸せが来そう(^^) しあわせCOME!カ〜ム!!（笑） |
|
詳細レポート：一幕／二幕
キャスト別感想
東京公演特別カーテンコール/千秋楽
大阪公演