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Miss Saikon ミス再婚


博品館公演では、通常のカーテンコールのあとに「特別カーテンコール」が行われた回が3回(4回?)ありました。その最後の一回を観ることができました。それから東京公演千秋楽の報告。観劇直後にネタばれOK感想掲示板に書いたものです。


-東京公演特別カーテンコール-

25日土曜日の夜の部には「特別カーテンコール」がありました。
TSサイトの稽古場通信でいつ行なうということを予告されていて、全部で3回(4回?)あったのかな。わたしが観た土曜の夜が最後の回でした。

通常のカーテンコールが終わって、キャスト全員が舞台に揃うと、まずは1幕オープニング「NEXT DOOR I」のダンス場面が終わったあとのスキャットが再現されました。本編と同様に、成瀬さん、新納さん、パクさん、安崎さん、平澤さん、香寿さんの順に歌いついでいきます。
それぞれ自分の番になると、センターに出てきて、ちょっと芸(じゃなくて挨拶?)をしつつ歌うという感じでした。平澤さんは「社会悪」のときにやってたマイケルジャクソンじゃなくて少年隊のヒガシの真似(?)の最後、上着のボタンをはずし、風になびかせるふりをしてました。続く香寿さんが同じように、平澤さんの真似をして笑いをとってました。
最後はパクさん、安崎さん、平澤さん3人のコーラス。平澤さんがんばれーっ(笑)

そして、2曲目。これがどうやら舞台上の出演者には何の曲をやるのか知らされていないらしく、みんなお互いの顔を探りあうような様子(笑)
ミュージシャンの方々が決めているのかな?さながらイントロ当てクイズ!
みんなの顔に緊張が走る!(笑)
じゃじゃん!ってイントロが始まったら、パクさん「この曲、僕初めて聞く…」
そんなわけないやん!(笑)と心の中でツッコミを入れたとき、
香寿さんが「フォーチュンテリーだ!」
それと同時くらいに、安崎さんが「あっ!」と叫んでビシっと歌いだす。
すごいっ!さっすが!!
客席からは手拍子。安崎さんは歌いながら香寿さんに絡んで本編と同じように、くるくる踊ったり。
平澤さんの指導で、他の人たちは途中の「フォーチューン!!」って部分の決めポーズをみんなで一緒にやってました。面白ーい!!客席は大喜び。
そんな感じで劇場内が一体となって、のりのりで歌い終わって、安崎さんが一言。
「いやぁ、(フォーチュンテリーの)扮装していないと歌いにくいもんだねぇ〜」
そうでしょうねぇ(笑)

終わっていったん去って、拍手に応えて再び登場。このときだったかな、平澤さんが成瀬さんをおぶって登場したのは。報告に書き忘れてますけど、千秋楽でもそうでした。楽しそうだったのよね〜。千秋楽のときだったかな。平澤さん、成瀬さんを下ろしたあと、ジェスチャーで「重いよ」「俺より背高いよ」って示してました(笑)
最後に、挨拶した後、去っていくときも平澤さんの指導で「フォーチューン」のポーズをとって、香寿さん以外、みんなで同じ方向に去っていきました。
香寿さんは通常どおりセンターの扉をあけて爽やかに手をふって去っていかれました。

聞いた話では、24日金曜の夜の特別カーテンコールの2曲目は「セレブな未来」だったようです。(1曲目は同じだと思います。)
平澤さんはやっぱりノリノリで、妙なダンスで盛り上げていたそうで、でもあまりにノリノリすぎるので、新納さんに隅に連れていかれて、ここから出ないようにって線引かれてたんだそうな(笑)
そんなこんなで、最後の挨拶のときにたまたま新納さんが隣になってしまったらしく、平澤さん「なんでお前と手をつながないといけないんだよ〜っ」って文句言ってて、大受けだったそうな(笑)まったくねぇ〜(笑)そういや、平澤さんだけ、香寿さん、成瀬さんが両隣で両手に花ですよね。ずるー(笑)
いや〜24日も見たかったです〜!

今回の「ミス再婚」、思わずくちずさんでしまう楽しい曲がいっぱい。東京から帰って以来、頭の中にいろんな曲がぐるぐる(笑)
今回の公演、CD出してほしい!もちろん全曲入りで。上演舞台のライブ録音だったらもっといいなぁ。
DVDだったらもっといいなぁ〜!

-東京公演千秋楽-

博品館で千秋楽観て、新幹線で帰ってきました(笑)
千秋楽はアドリブ炸裂(?)でしたね。
覚えているところは…

キムと希美がふぐと大根のスープを飲むところ、希美が「おいしい!」というと、いつもはキムも「おいしいですね」って同調するのですけれど、今日は「いまいち」とぼそっと一言。
これはあきらかにアドリブなんですけど、間がよかったので、今日初見の人にも受けたのでは?

M8ライフプランの前だったかと思うのだけど、パソコンを使いながら食事をしている希美に礼子がキムへのアプローチのことをからかう場面がありますよね。そこへ俊介がやってきて、礼子に減らず口をたたき、礼子が俊介にけりをいれようとして俊介がトレイではばむところ、礼子のけりが決まって(笑)俊介が持っていたパスタの皿の載ったトレイが床にひっくりかえってしまった!「ああっ!!」と思いましたが、実際声出てしまいましたよ。希美が完食した後の皿だったのでよかったけど、ちょっとスープかなにかが床にこぼれて、俊介一所懸命片付けて雑巾もってきた床もふいてました。でも俊介くんすごく自然だったので、初見の人にはひょっとして、あれがアクシデントだったとは気づかなかった人もいたのでは??
そのあと、俊介が礼子に「礼子ちゃんも、その口と性格の悪さを直さないと・・・」とまた減らず口をたたくんですが、今日は「その口と性格と足癖の悪さを・・・」になってました(笑)
ちなみに、直さないとどうなるか。「いつまでたっても・・・いかず後家〜!!」にくたらしいことを言う俊介なのでした。

その次の、希美の「勝負ドレス」の場面で、キムが希美に「僕と、け、け、け、け…」といいかけて希美は「結婚してください」って言われるのかと期待に胸を躍らせるところで、いつもはキムは「け、け、け、けっこう暑いですね」と落とすんですが、今日が「け、け、結婚式に行ってこられたのですか?」そのあと、「けっこう寒いですね」…ちょっとこのへんはすべってました(笑)

後藤さん登場。いつもは「俊介くんだっけ?ミネラルウォーターある?」というところ、「俊介くんだっけ?なに俊介くんなの?」と苗字まで聞いてました。俊介くんびくびくしながら「きりがやです・・・」
そして後藤さんが去っていくとき、ミネラルウォーター片手に「ああ、かりがや俊介くんによろしく」
ちがーう!「きりがや」だっては!と心の中でツッコミ入れてしまったわ(笑)

後藤さん、今日はミネラルウォーターを長いこと飲んでましたね。1リットルくらい飲むのかと思ってしまいました。のど渇いてたんでしょうか(笑)
それにしても、後藤さん・・・ますます男前度が上がってて素敵だわ〜。。。とこんなこと書き出したら長いので、次いきましょう(笑)

2幕、後藤さんのプロポーズを断る希美。後藤さんが去っていったあと(かわいそうだわ〜、じゃ、わたしが代わりに!・・・もうええって(笑))、椅子の上に置かれた薔薇の花束を胸に抱く希美。今日は花束を持ち上げるときに後藤さんの真似をして、小さく「うぃ〜ん」って言ってました(笑)

他にもありましたっけ?


千秋楽のカーテンコール。いつものように、全員で挨拶をしてバンドのみなさんも登場して挨拶をして去ったあと。
平澤さんの仕切りでキャスト全員からコメントがありました。
うわ〜平澤さんさんが仕切ってる〜!!ってびっくりしましたが、このメンバーではそりゃ当然かも(笑)

コメントは新納さん、成瀬さん、パクさん、平澤さん、安崎さん、香寿さんの順。
最初に新納さん、指名されてセンターに出たんですけど「え、しゃべるんですか?しゃべったら長いですよ。いいんですか?」みたいなことをおっしゃり「お題は?」とまで聞く(笑)

お題はとくになしということで、新納さん、10年前にTSのレッスンを受けていた話をはじめる。そのとき、平澤先生のレッスンを受けていたと…。ちょうど最近、ここにそのこと書いたばかりなので、おおっと思いました。新納さん、ここチェックしてるんですか〜!?(笑)ってなことはなく、TSとのかかわりとなると、そこからになりますよね。じっくり語ろうとする新納さんに、後ろの平澤先生から「長いよ!」(笑)でも新納さんは「この10年間を語りますから!」・・・負けてないですね(笑)
まあとにかく、新納さんがおっしゃるには、謝先生は新納さんのことをそのレッスン受けていた頃の20代の頃と間違えているのではないかと。「そこでくるくるくるって回ってジャーンプ!」ってな感じで謝先生の真似(?)をして訴えておられました。

その次は、センターに出てきなりあぐらをかく成瀬さん。そんなことをしながらも「私、普段はこんな性格じゃないんですよ」
でもなぜか客席から物言いがついてましたね(笑)
TSへの出演は初めてだけど、謝先生とは宝塚時代にお世話になって…という話をしていると、後ろから平澤さんが「俺も関わってるんだけど」
あっそうだった!と気づいた成瀬さん。宝塚退団公演の追憶のバルセロナで平澤先生の振付を受けた話をされて、平澤さんの近く に行って「それなのに、今はこんなことやこんなことをさせていただけるとは」といいながら、平澤さんに絡んでポーズをとってました(笑)

パクさんは、韓国でもやったことのなかったコメディへの出演、しかも有名な「チャー先生」(笑)のご指導を受けられて…とまじめに語るのですが、みんなに「シャー先生だよ!」とツッコミ入れられてました(笑)
とつとつと真摯に語るパクさん。話が長くなるにつれ、後ろの人たちは、椅子を出してきて座ってじっくり聞く体制に(笑)
その「チャー先生」(笑)のご指導、素晴らしいスタッフ、役者のみなさんとの共演、観にきてくださったお客様への感謝、一所懸命思いを語ってらっしゃいました。

平澤さんは、今回久しぶりのTS出演であったことと、次回公演AKUROもぜひ観にきてほしい。今日のキャストの中では僕しか出ないのですが、他の役者さんのファンの方もぜひ。と、唯一のTS所属俳優らしく、次回公演の宣伝もきっちりされていました。
AKUROのチケットが売れないと、その次の公演をうてないんだそうです(笑)
みなさん、AKUROもぜひ観てくださいね!

安崎さんは、ミュージカルに出演して、こんなに体を動かしたのは初めて(笑)と、でもけっこう自分も動けるんだと新たな自分を発見されたみたいです。

香寿さんは、宝塚退団以来、初めてのコメディ出演だったそうな。自分ではコメディは苦手意識があったそうなんですが、今回、ちょっとふっきれたというようなことを語ってらっしゃいました。
そして、「ここで、さっきからお話に出ている「チャー先生」(笑)をぜひステージにおよびしたいと思います!」と言われて、客席後ろにいらっしゃる謝先生をおよびしようとしたのですが、出ていらっしゃらない。新納さんが舞台を降りて後ろまで迎えにいかれましたが、「チャー先生」は後ろからおおきく手を振っておられました。
そこでパクさん。舞台に出ていらっしゃらない謝先生のことを「シャイなんですね。あ、だからシャー先生なんだ!」と言ってからご自分で「寒〜っ」(笑)

全員の挨拶が終わったときだったかな。平澤さんが「新幹線で帰らないといけない人はこのへんで帰ったほうがいいですよ。まだまだ続きますから」
えええ。それってわたしのことぉ?(笑)わたしに向かって言っているぅ?(笑)うううう、ご心配ありがとうございます。でも、こんな段階で帰れないよーっ(笑)そんないぢわる言わないで〜(笑)
と、わたしの葛藤(?)をよそに「まだまだ」の言葉に客席大喜び。

そんなこんなしている間に音楽始まり「セレブな未来」だ!と思ったとたん、舞台の天井から色とりどりの紙テープと紙ふぶき。その中にまみれつつ香寿さんは歌い、他の人は最初、香寿さんに紙テープや紙ふぶきをまぶしたりしてましたが、途中から平澤さんの先導にて(?)踊りで盛り上げていました。客席は手拍子でのりのりでした〜。
楽しかった〜!

いったん終わってみなさん去りましたが、客席の拍手に答えて再登場。平澤さんが「もう終わりですからね〜。バラシがありますからね〜。後ろでスタッフさんがみんな怒ってるんですよ(笑)」とか言いながら、両手で頭に角作ってました。いや〜、可愛い〜(と、ファンばかな発言をしてみる)
それを見た新納さん、「すっごくわかりやすいジェスチャーですね!」って真似してました。
ははは、たしかに〜(笑)
こんな感じの最後まで大笑いのカーテンコールでした。ほんと楽しかった!

ごっちゃごちゃの記憶の中から一所懸命反芻してみました(笑)
嘘書いてたらすみません。ご覧になった方のフォローとか感想とか、お待ちしておりま〜す。

終わったのは8時ごろだったかな?ダッシュ…は、人ごみなのでできませんでしたが。エレベーターにも乗らないといけないし(笑)。まあ可能な限り早く劇場を出てJR新橋駅に向かいました。おかげで無事に帰ってこれましたとさ。


詳細レポート:一幕二幕

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